【康定】深圳足道 | チベせん日記

【康定】深圳足道

中国でマッサージ屋の当たりが悪い。


北京滞在時は建国門の定宿の近くに美人の女医先生がやっている治療院があって、いつも胸さわぎの放課後みたいな気持ちで訪ねるのだが、なぜか美人の女医先生ではなく、決まって朝青龍がビックリしたみたいな顔の手下の女に施術される。

まぁ上手ければ誰にされようとも文句は言わないのだが、この朝青龍女、人の足の裏のツボを外しまくって悶絶させておきながら、


「可以嗎♪」


とか間の抜けた声で聞いてきやがるので、何度もう片方の足のかかとをコイツの顔面に沈めようと思ったか分からない。


また成都では、Sim'sの近くに宿でもおススメしている周先生の治療院というのがあり、海パン刑事曰く、


「クララだって立っちゃうよ」


との事だったので、風呂上がりに張り切って訪ねてみたら、悪い大山のぶ代みたいな盲のおばちゃんに筆舌に尽くしがたいくらい凌辱され、その著しい人権侵害度にはアムネスティが動くほどだった(←うそうそうそ)。


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周先生の治療院。もう行かない(泣)。


それでも懲りずに行くのは日本と比べれば破格に安いからで、そんなことを繰り返しているうちにいつかきっといいマッサージ屋に巡り合えるだろうと思っていたから。

が、それがまさかチベットエリアに入ってから巡り合うとは思ってもみなかった。



その日、「牧民組合」のVCDを探してダルツェンドの町を彷徨っていると、川沿いのビルの4Fの窓に、


「深圳足道」


というディスプレイが足の絵とともに貼ってあるのを発見。

(へーこんなところまで出稼ぎか、ご苦労さんだな)と思いながらも自分左足の足首が悪いので 、せっかくだから高地に上がる前にマッサージしておくか、と軽い気持ちで訪ねてみた。


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店内の様子。


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こちらが価格表。

草本(50元)という薬草足浴コースを選択。


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まずは効きそうな匂いがする薬草湯で足浴。

あ、汚い足をお見せしてスイマセン^^;


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薬草足浴だけでも十分気持ちがいい


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で、マッサージが始まったワケだがこのおねぇちゃんのマッサージがとっても上手だった!!

しかも足裏だけではなく肩や背中も10分くらいマッサージしてくれ、挙句、足裏の角質を取ってくれたり爪を切ってくれたりまでしてくれる至れり尽くせりっぷり。

もうね、その取った角質と爪の垢を煎じて朝青龍女に飲ませてやりたいくらい。


そんなワケで思いがけずダルツェンドで上手な足底按摩の店を発見しました。

場所はDicosの並びを100mくらい川下に下ったビルの4Fにあります。

通りから「深圳足道」のディスプレイが見えるので分かりやすいハズ。