ウイグル料理「シルクロード・タリムウイグルレストラン」
先日、
「ノタガがない!ウイグル料理屋になっている!」
という衝撃的なメールがうらるんた姉さんから届いた。
東京にはチベット料理屋がないので、その代わりというわけではないが、比較的食文化が似ているモンゴル料理屋を利用することが多いのだが、そのパイオニアと言ってもいい池袋の名店が閉店したというのもさることながら、居抜きで入ったのがウイグル料理屋というのにも二重の意味で驚いた。
まぁでも昨今の東京はモンゴル料理屋がボコボコオープンして群雄割拠な状態だし、「ノタガ」は息子さんが亀戸で「大蒙古 」という二号店をやっているので、アクセスは悪いものの同じ味を食べることはできる。
そんなことよりウイグル料理。
十数年前、新宿にあった「ドスルク」が閉店して以来、東京近郊にウイグル料理屋は南与野の「ムラト
」しかなく、アクセスが悪いのでなかなか足が向かなかったところ、昨年十条にウイグル&トルコ料理「シルクロードハウス
」がオープン。
おーこれでチョイチョイ新彊菜が食べられますな♪
と喜んでいたところ、先の話のように今度は池袋旧ノタガと同じ場所にウイグル料理屋がオープン。
それを聞いたらもう行くしかないっしょ、おぉう行こう行こう♪ということで池袋へ向かおうとした瞬間、
「あ、そういえば新宿にもウイグル料理屋がオープンしたんだっけ」
と、またもやうらるんた姉さんの口から衝撃的な発言が飛び出す。
姉さん、いまウチらまさしくその新宿にいるんすよ。。
順番から言ったらまずそっちに行きましょうよそっちに。。
というワケで新しく新宿に出来たというウイグル料理屋に向かう。
向かった先は「シルクロード・タリムウイグルレストラン 」。
場所は一度行ったことのあるうらるんた姉さん曰く、
「都庁の向こう」
え!?まさか情報それだけ??
(;´∀`)
「とりあえず都庁を目指して歩いていきましょう!」
と言いながら地下道へ降りていくうらるんた姉さん。
・・・姉さん、地下に潜ったら都庁が見えません(泣)
そんなこんなで「都庁の向こう」を目指して歩くこと20分。やっと路上にディスプレイが見えてきた。
この看板があるところから路地に折れて入っていくと右手に店がある。
本当は店の外観も撮影したかったのだが、蛍光灯の光が強くて上手く写らなかった。
スタッフの皆さんがかぶっているウイグル刺繍帽がカワイイ♪
まずは絶対に外せないカワプ。
お肉が柔らかくジューシーで美味しいんだけど個人的には屋台のウイグル人が売っているようなパサパサの肉と脂身が交互に刺してあるあのチープな感じのカワプが好き。
いや~新宿でラグメンが食べられるなんて感激です!美味いっす!
十条の「シルクロードハウス」ではバンシレという名前になっていたけど地方で呼び方違うのかな!?
もう完璧にチベットのシャバレです(笑)
ただのスープだと思ったらちぎった麺が入っていてこれまた完璧にチベットのティントゥク(笑)
いや~食った食った。美味かったっす♪
サービスもとてもいいし、それにプロのコックさんが作っているからなのか他のウイグル料理屋と比べて圧倒的に注文してから出てくるスピードが早いです。
オーナーのケリムさんは御年なんと31歳の若さ!!
作新学院大を卒業してから都内の飲食関係の企業に数年勤めた後、
「世界中の料理を味わえることができる東京の都心で本場のウイグルの味も楽しめる店を作りたい、ウイグルの文化を日本社会に広げたい」
との思いで先月このお店をオープン。
その穏やかな口調から語られる故郷ウィグルのお話は、(あぁ、この人は本当に本当にウイグルを愛しているんだなぁ)という思いがしみじみと伝わってきて感銘を受けた。
今後も在日ウィグル人のサロンとして、また日本人とウィグル人の交流の場となるお店作りを目指していきたいんだそう。
ケリムさん是非頑張って下さい。応援してますよ^^
看板娘のSちゃんは6歳。
日本語がペラペラなので、てっきり日本で生まれ育ったケリムさんの娘かと思ったら、なんとコックさんの娘で来日わずか8ヶ月と聞いてビックリ!!!!
だって同い年の日本人の子供が喋る日本語と遜色ない完璧なネーティブスピーカーっすよSちゃん。。
もうね、何年やっててもさっぱり外国語覚えられない自分が嫌になっちゃった…。
おっと話がそれたけどそんな「シルクロード・タリムウイグルレストラン」。
これからも足しげく通いたくなるお店です^^
うらるんた姉さん、ゴチになりましたm(_ _)m