テンジン・デレク・リンポチェ釈放運動とリタンの町 | チベせん日記

テンジン・デレク・リンポチェ釈放運動とリタンの町



チベせん日記


今日、1月26日はテンジン・デレク・リンポチェの釈放を求める世界一斉行動日 です。


トゥルク・テンジン・デレクの釈放を求めるデモはつい先月もナチュカ(ナクチュカ)であったばかり。。

300人規模とかそれ以上とかいう話だから直近チベット本土で行われたデモでは最大規模のものだろう。

町は一時、武警や軍が厳戒態勢をとっているとの話だったのですわ潜行不可能か?!とも思われたが、デモ直後の12月28日にワシと海パン刑事はなんなくその先のリタンの町ま闖入成功。てか普通にバスで行けた。


道中、くだんのナチュカの町も通ったのだが、郊外を通過しただけなので町の中の様子まで知ることはできなかった。

が、事前にリタンへ行く話を現地のチベット人たちに言うと皆口々に、「おー、ちょっと前にまたデモやってたね!」と誰もがテンジン・デレクの釈放運動のことを知っていた。(チベット人的にはリタンもナチュカも広い意味で一緒の場所らしい。ま、県はリタン県だしな)

ま、リタンは勇敢な者が多いカム地方でもとりわけ抵抗運動が強いことで有名だからね。あのチベット抵抗ゲリラ『チュシ・ガントゥク』の総司令官、ゴンポ・タシもリタン出身だし。

ちなみに海パン刑事が地元の坊さんネットワークから入手した情報によると、逮捕者は一時、公安に収容しきれなかったため、どこぞのゲストハウスの屋上と二か所に分けられたんだそう。てかそうとう拘束されたんかな。。


日記に書ける話と書けない話、UPできる画像と出来ない画像があるので、リタンの話はそのうち書くとしてまずはテンジン・デレク・リンポチェの一日も早い釈放を祈ります。