高田馬場でミャンマー料理 | チベせん日記

高田馬場でミャンマー料理

昨日、早稲田でコルドー(チベットの踊り)を踊るという楽しい企画があったのだが、その前にまずは腹ごしらえということになりI女史、アムドワのG氏、そしてインド最強のシッキム人 ツェリン・ドルジェ師範と高田馬場で待ち合わせをする。


向かった先はミャンマー料理のマイソンカー。

高田馬場界隈にはなぜかミャンマー料理屋が集中しており、それも民族別に存在していてたとえばミンガラバーはビルマ族、マリカはカチン族、ノングインレイ はシャン族といった具合で、マイソンカーはノングインレイと同じシャン族料理のお店なのだが、個人的にはノングインレイは軽く一杯引っかけに行く人向きのお店で、食事メインの場合はこちらがおススメ。


が、張り切って待ち合わせたはいいものの、前日(というか日が変わってちょっと前の)朝の4:30まで浅草で飲んでいたので正直まったく食欲が湧かず、密かにインド最強のシッキム人の食欲に期待していたのだが、遅れてやってきたツェリン師範の口からは開口一番、「いや~朝まで飲んでたからあんまり食べる気しないや(´Д`)」だった。。大丈夫か?この面子で。。


エレベーターを降りると直店、といういつ来ても不思議な店に入るとこれまたいつも通り店内にはミャンマー人の客しかいいない。でもこれはどこのミャンマー料理屋にいっても大体そうで、そして不思議とアウェイ感はまったく感じない

ところでワシがなぜミャンマー料理好きかというと、タイ料理のようにスパイシー過ぎず、またインド料理のように油っこくなくヘルシーだからという理由もあるのだが、実はネパールには第二次大戦の戦火から逃れてきてそのまま定住したミャンマー系移民が多数生活しており、かくいうワシもそんなミャンマー系住民のお宅の離れを改装して『Cottage Anex CrazyFuji』と名付け一年近く生活していたことがあるので、ワリと馴染みのある料理だったりもするからだ。まぁこの辺の話はそのうち書こう。


閑話休題。


んで人数だけは4人いるのでとりあえず適当に色々頼んじゃって見る。



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まずはごはんを注文。ワシは普通のお米が食べたかったのだがI女史がモチ米を注文。が、これが大正解!料理によく合った。次回もモチ米にしよう。



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一品目の料理は鶏のレバーの炒め物。ニンニク&ショウガで甘辛く炒めてあって美味い。ただしプラスチックの箸で食べるのがちと難しい。同じメニューの豚肉バージョンもあるぜ。




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続いて牛ホルモンのスープ。前回、豚ホルモンを食べたので今回は牛にしてみたが、とても美味しいものの個人的には豚のほうが好きかなぁ。ま、これは好みだな。



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お次は豚のひき肉を蒸し焼きにしたもの。例えるなら餃子の餡をチョッピリアジアンテイストにした感じの味で美味い。他のメンツにはこれが一番人気だった。



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んで最後は前回微妙だった麺。写真で見ると美味そうなので今回も頼んでしまったがやっぱコレはNG。。なんかむかし祖母の家で食べた覚えのある情けない和菓子の味がする。あれはいったい何のスパイスなのだろう…?


画像で見るよりかなりのボリュームがあり、正直頼みすぎちゃったかなぁとも思ったが、最後はインド最強のシッキム人、ツェリン師範が、「格闘家が出された食べものを残すわけにはいかない」と、同じ二日酔い組とは思えない素敵なラストスパートをかけてくれて見事に完食。


ちなみにこれだけ食べて会計は一人頭950円也♪

馬場のミャンマー料理屋はそもそもあまり日本人をターゲットにしていないのか各国のエスニックレストランと比べて断然安い。(そして美味い)。だいたい夜にお酒飲んでも一人3000円でお釣りがくる場合がほとんど。それでいてどこのお店も気持ち良く迎え入れてくれるからちょーオススメです^^


さぁさぁ皆さんもそんなリトルサイゴン化?しつつある高田馬場のミャンマー飯屋へGo♪