登記印紙の沐浴
仕事がら法務局によく行く。
忙しい時はいっそ机一個置かしてくんねぇかな、ってくらい行く。
主に土地や建物の謄本や構図を取りに行くのだが、これが結構めんどくさい。 まず登記情報というのは一般的に使っている住所表記とは異なり、地番というもので登録されている。これをブルーマップで調べ直して、該当地番を記載し、申請するのだが、必ずしも最新情報が登録されている訳ではないので、一筆の土地を加筆分筆していたり、地目変更の情報が間に合っていなかったり、もっと酷いと古過ぎて登記情報がめちゃくちゃだったりして、調べきれない時がある。
また、建物の場合、必ずしも登記されているとは限らない。
こんな時、とりあえず該当しそうなあたりの地番を入れて勝負してみるのだが、遺憾ながらかなりの打率で、
「未登記でーす♪」
Σ(;-д-)
「該当地番ありませーん♪」
Σ(;-д-)
ということになる…。
ううっ、いいよ、いいさ、どうせ昔からギャンブルが苦手だったさ。。
未だにマージャンのやり方すらイマイチ分かんないし、どうせワシなんて自宅でおとなしくドンジャラでもやってりゃいいんだろ 。・゚・(ノД`)・゚・。
まぁワシも大人だ。勝負くらいは国に譲ってやってもいい。
が、一つだけ問題がある。 申請用紙に登記印紙貼っちゃってんだよね…。
わかる?あの切手みたいなヤツ。。
ねぇどうすんのコレ!?もう貼っちゃったんだよ !?
国民の財産権、国が侵害してんじゃね!!??
いいかげんにしないと謝罪と賠し(以下略
というワケで仕方が無く事務所に持ちかえりその部分だけを切って沐浴させることになる。 想像してくれ、ワシが背中を丸めて内職している姿を…
こんな涙涙の細腕繁盛記があることも是非知っていただきたいw