おはようございました

 

【由来】

今日も嫌な事件です。

26年前の1998年の今日、和歌山市園部地区の夏祭りでカレーライスを食べた住民67人が腹痛などの症状を訴え、翌日4人が死亡。

楽しいはずの夏祭りが、地獄絵図に。

当初は食中毒や青酸カリが疑われましたが、最終的にヒ素中毒だと分かったのは事件から10日も経ってからでした。もっと早く分かっていたら解毒剤で救えた命もあったと言われています。

この点はある女子中学生がネットや報道を分析して捜査機関より早くヒ素が原因だと明らかにしたことが知られています。(内容は文藝春秋に掲載されました)

 

とはいえ、カレーに毒物を入れたことは許されるものではなく、その後保険金殺人容疑で「疑惑の民家関係者」と報道された「平成の毒婦」林真須美が逮捕されました。

物証や状況証拠を積み重ねて、死刑が確定するも、再審請求を繰り返し未だに執行されていません。

 

 

冤罪を訴える映画も作られましたが、

町内で孤立して腹いせにヒ素を鍋に入れたのは間違いないと思います

ただ、これまでの保険金詐欺の経験から死ぬとは思ってなかったんじゃないでしょうか

4人の死亡は青酸カリの解毒措置をヒ素中毒に誤っておこなったことによると思われます

(自治会長は自分で歩いて救急車に乗り、翌日死亡しています)

ならば、初めから犯行を全面的に認めた上で

殺意はなく、傷害致死だと主張すれば死刑にはならなかったと思うのですが。

 

 【今日の謎掛け】

和歌山カレー殺人事件の毒と掛けまして

 ベートーベンピアノ・ソナタ第八番と解きます

その心は

 

 

【去年の記事です】

 【その心はどちらも】

ヒ素(悲愴)でしょう