おはようございました
今日はまた凄惨な犯罪のお話です
事件は発端に過ぎませんでした。
 
【由来】
1990年の今日、練馬で二人組の強盗に三億円が奪われる事件が発生しました。
1968年の府中三億円事件の頃よりは貨幣価値が下がったとはいえ、まだまだ大金です。
犯人は香港で豪遊した後帰国して逮捕。懲役12年の判決を受けましたが、犯人の一人小田島鉃男は11年後の2001年に仮出所しました。
 
翌2002年8月、小田島は刑務所で知り合った別の服役者と二人で、松戸市のマブチモーター社長宅に押し入り、社長の妻と娘を殺害して放火して逃亡。(この事件は2年半の間未解決事件になってました)
さらに同じ年、9月目黒区の歯科医師、11月我孫子市の金券ショップオーナーの妻と連続強盗殺人を繰り返し、3件で計4名を殺害。
フィリピンで豪遊して金を使い果たした2人は、帰国後も窃盗を繰り返して、
2005年になって通報によりようやく逮捕されました。
 
小田島は死刑判決が確定するも、執行されないまま10年後に74歳で病死しました。
 
懲役12年が11年になり、死刑が終身禁固刑になったようなものですが、これでは裁判の判決はなんだったのかと思ってしまいます。
日本の裁判は地裁、高裁、最高裁という三審制だって学校で習ったけど、実際は法務省が勝手に減刑できる四審制なんじゃなかろうか。
刑務所でも犯行の下調べが自由にできて、仲間を募って準備したって?手厚い看護を受けながら病死まで寿命をまっとうする、刑罰ってなんなんでしょうね。こんなゆるい体制では死んだ4人もうかばれません。
 
【今日の謎かけ】
死刑判決と掛けまして
忙しくて運転免許の更新を忘れたと解きます
その心は
 
【去年の記事です】

 

【その心はどちらも】

すぐには執行(失効)しないでしょう

 

※法務大臣も自称人権団体の抗議を恐れてか、なかなかハンコ押さないんですね。

  待機死刑囚」は常に100人を超えてます

※うっかり失効は講習だけで大丈夫なんですね。やったことないけど。