~今から3年ほど前のとある模試で~
その時の模試は問題用紙と解答用紙が別ではなく書込み式でした。
そのため模試終了後に解答と一緒に、未記入の問題用紙が配られます。
帰宅後まだ記憶が残っているうちに…と書いてきた答えをむすこにリサーチ
算数の聞き取りで明らかにむすこの様子が変
とっても焦ったような、泣きそうな様子。でも答える答えはまあまあ合っている。
???
となり聞いてみると
1枚目とばしちゃった
という衝撃の一言
えっ!? となりいろいろ聞いてみましたが、確か3枚の問題用紙だったかな?の1枚目を表紙とともにめくってしまい無回答…(。-。)
なかなか衝撃の模試でした
このときは私の中で消化できずその日の午後お会いしたお稽古の先生に愚痴り
先生からむすこへは
1度失敗して悔しい思いをしたのなら、その悔しさを忘れてはいけない。今その経験ができて良かったやん ( ¨̮ )
と言っていただけました。
~時は流れて今日~
本日は朝から模試でした。
終わって降りてきたむすこはあきらかにな感じだったので出来なかったのかな?と思いつつ聞いてみました。
どうしたの?
算数の最後の問題、はじめ答えを𓏸𓏸と書いてて、やっぱり消して考えてたら時間切れになっちゃった。そしてさっき答え見たら𓏸𓏸で合ってたー
と…
まだまだたくさんの保護者さんや生徒がいるなか、めっちゃくちゃに悔しそうな怒りを含んだ顔で静かにボロボロ泣き出してしまいました。
さすがにこのままでは教育虐待を疑われてしまいそうで連れて帰れない
落ち着くまで待ちました。
むすこはおそらく母になにかして欲しかったわけではなく、一生懸命自分の中で悔しい気持ちと葛藤し折り合いをつけようとしていました。
その間私の頭に浮かんでいたのは↑の先生の言葉
落ち着いたあとむすこに伝えました。
答えは間違ってるかも?と思っても書き直す答えが出るまでは消してはいけない。時間切れになる可能性もあるし、書き忘れてしまう可能性もある。今日の模試で体験出来てよかったやん。本番なら泣いても悔やんでも悔やみきれないよ
と。
この悔しい経験はこれからのむすこの成長に役立ってくれることを願うばかりですね