初めて聞く、放射能の単位やらそれによる影響の程度やら。


何がどれだけ危なくて、安全なのか、お腹の赤ちゃんには本当に影響が無いのか


納得がいくように自分で調べてみました。


とりあえずカンタンにまとめてみます。



━─━放射能の影響━─━



まず



放射能の単位から (/h 一時間あたりの単位)


 1ミリシーベルト/h

1000マイクロシーベルト/h

1,000,000ナノシーベルト/h


/hは毎時。

(※被爆量は放射能の強さ×時間で決まる)


今回の原発付近の放射能量


2号機と3号機の間で30ミリシーベルト


3号機周辺で400ミリシーベルト


4号機周辺で100ミリシーベルト



人は一時間に100ミリシーベルト被爆するとガンを引き起こすそうです。


人間が通常の生活において


自然に一年間に浴びる放射能の量は2.4ミリシーベルト



地球上で最も放射能の強い地域の人間で


一年間に自然に浴びる放射能の量は10ミリシーベルト

原子炉などで働いている方の一年間の被爆量の上限は年間に50ミリシーベルト


胃のレントゲン一回での被曝量が3.3ミリシーベルト毎時


胸のレントゲンの被曝量が一回50マイクロシーベルト毎時


CTスキャン全身の一回の被曝量が50ミリシーベルト毎時

(1時間CTスキャンし続けたら、原子炉職員の年間上限分被曝したことになる。)



飛行機で成田~ニューヨーク間の1往復被曝量は160マイクロシーベルト


玉川温泉の源泉付近で13マイクロシーベルト毎時


などなどの数値が出ています。



その数値を参考に


今日の関東一帯それぞれの空気中の放射能の最大数値を


比較できるように一覧にして見てみました。


福島県 飯館村 44.7マイクロシーベルト毎時(通常の1000倍)

(↑だいたい1日で1ミリシーベルト達する値

  

福島県 白河市 7.56マイクロシーベルト毎時


栃木県 宇都宮市 1.318マイクロシーベルト毎時


茨城県 大子町 1.41マイクロシーベルト毎時


茨城県 北茨城市 5.575マイクロシーベルト毎時


茨城県 高萩市 4.47マイクロシーベルト毎時


埼玉県 さいたま市 1.2マイクロシーベルト毎時


千葉県 市原市 0.087マイクロシーベルト毎時


群馬県 前橋市 0.562マイクロシーベルト毎時


東京都 新宿区 0.809マイクロシーベルト毎時


(東京都 世田谷区 空気中から微量の“ヨウ素”“セシウム” が検出される。ヨウ素は大量に吸い込むと甲状腺ガンになる恐れ。)


神奈川県 川崎市 0.209マイクロシーベルト毎時(通常の6倍)


神奈川県 横須賀市 0.219マイクロシーベルト毎時(通常の9倍)



こんな感じのようです。


原発から遠い県になればなるほど放射線濃度が薄く、数値を比べてみてもほとんど人体に影響が無いことがわかりました。


けど通常よりも高い数値なので


早く下がってほしいし、福島県の20km圏外すぐの市では放射能の数値がすごく高い。



被爆量放射能の強さ×時間なので、長時間浴びないようにすることにも気をつけなければならないんですね。


外に洗濯物を干さない。窓を閉める。食べ物の保存にはフタをしておく。外出時には帽子やマスクをする。帰宅時にはうがい手洗いを徹底。


こーんなことが注意喚起として言われてるけど、それだけで大丈夫なのかな。


放射能の強い場所では、少しでも放射能に触れないように、放射能に触れたものを口にしたり、放射能を浴びた衣類を肌に触れさせないようにするっていう、そういったことなんだと思うんだけど。


原発そばの一般市民には、20㎞~30㎞圏内の屋内に避難するようにっていう指示が出たけど、


原発そばで作業していた自衛隊員たちには、防衛省が50㎞以上離れた場所に避難させてたけど、


この差は一体・・・・・



※レントゲン等のときは被爆ではなく被曝と表記。