「ね~ね~、俺って結構かわいいでしょ♪」 いつものことながら、この猫…もとい、菊丸英二(中3)は唐突な事を言い出す… ~午後の時間~
「なっ、何を言いだすんだ、英二(汗)そ、そりゃ確かに可愛いと思うが・・・」 驚きながらもそれを肯定してしまうのが、副部長でありダブルスパートナーでも あるこの人、大石秀一郎(中3)。 自称・菊丸猫の飼い主という噂も、すんなり可愛いという言葉を肯定してしまっ ているのだから、まんざらウソでもないのだろう。 「やっぱ大石はそう言ってくれると思ったにゃ」 そういって猫は自称・飼い主に抱き付いた。いつものことだが…ココで話を終え る事が出来れば、大石にとっても菊丸にとってもこれほどハッピーな事はない。 平和な一日、ほのぼのとした雰囲気…二人を眺める周囲の目もその後の惨劇(笑) を見ずに帰路へつけるのだ。だがしかし、そう甘くないのが世の常であって… 「英二のこと可愛いと思ってるのは大石だけじゃないよ、英二。僕も可愛いと思うよ♪あのときとかね、フフフ」 「ふっ、不二!!シーッ!(汗)」 微笑みと共に現われる、自称・英二の王子様こと、不二周助(中3)。何かと黄金 ペアの邪魔をしたがる(不二から言わせれば大石が邪魔しており、それを防いでい るらしいのだが…)魔王様である。たった一言で、猫を慌てさせるなんて…悪魔の ような笑顔と言葉が今日もさえわたっているように思われる。 「どっどういうことなんだ、英二!!不二と、何かあったのか?」 青ざめながら英二に尋ねる大石。 「いっいや~そーゆーの全然ないよ(汗)ねっ不二!!」 「うん、まぁね(微笑)」 英二の慌てふためく様からすると何もない方がおかしなわけで… 「怪しい・・・何があったんだ英二。俺はお前の身に何かあってもすべて受け入れるぞ!!」 熱血漢な大石はこぶしを握り締めつつ英二に詰め寄った。 「だから、ホントに何もないんだって(涙目)」 そう言いながら、菊丸はじりじりと大石から逃げようと後ろに下がる。 狭い部室の中、数歩後ろに下がるとそこには笑顔の不二が立っており、英二がぶ つかる寸前にガシッと両肩をつかみこう言い放った。 「英二も往生際が悪いよ。大石だってあぁ言ってくれてるんだし。」 『ね、僕達二人の仲、肯定しちゃいなさい』とでも言いたげにさらにその笑顔を 増す。 「なっ、何言ってるんだよ不二~(涙目)俺たちなんにもないぢゃん!!」 そう英二は振り返って不二に言うと、今度は大石の手をつかみながら 「ホントだよ、ホントに何もないんだよお~いし(泣)」 『信じて』という顔をした。 急に握られた手、可愛い英二の涙目…抱き締めたい衝動に駆られるがそこは自慢 の理性で抑えつつ大石は言った。 「英二がそう言うなら信じ・・・」 「そんなこと言っていいのかな~(悪魔的微笑)あの日あんなことがあったのに・・・」 大石の言葉を遮る形で黒い角をのぞかせながら悪魔な不二が言う。 あの日? あんな事?? 「そっ、それは事故ぢゃん!!」 「ふーん、英二にとってあれは事故だったんだ(微笑)僕は結構本気にしてたのにな」 「えっ!!!!」 な、なんなんだ、いったいこの会話は??!というか、何があったんだ~~?? …大石の焦りが聞こえてきそうである。 そんな大石焦りをよそに、『英二は泣き顔も可愛いよね…』などと英二とやり取 りをしつつ考えていた不二。ふと思いついたように大石に向かって言った。 「ねぇ、大石。僕にも英二貸してよ。なんなら3人で付き合う?(微笑)」 「なっ、何言っちゃってんの、不二!?」 貸すって、俺はモノじゃないし!それより3人で付き合うなんてムリだし…そり ゃ不二も大石も嫌いじゃないけど…だけど、俺が本気で好きなのは… 不二に対するツッコミ+思わず本音が頭をよぎる英二。 そ、そだ!冗談に決まってるよね?!大石ならきっと『そんなのムリに決まってる』
って笑って言ってくれるよね??!
期待を込めて、大石に泣きついた。
「止めてよ~、おーいし(泣)」
「う゛~ん(困ったな・・・不二に逆らうと後が怖いしな)・・・ごめん、英二。俺は不二の意見に賛成するよ。」
えぇっ??!ウソ??!
「おーいしぃ~(号泣)」
マジ?!…………うわぁ、なんか笑顔で不二が近寄ってくる…
「じゃあ大石いただこうか(笑)」
いただくって??いただくって??うにゃあ~もしかしてこ、この前以上のこと…を?
ビクビクひきつりながら何とか逃げ道をと探している英二。
大石はそんな英二を見ながら、溜息をついた。
英二が不二に何をされたか分からないし、不二を怒らせたくはない…ま、不二の
言葉からすると俺にとって悪いようにはならないだろう…
不二の思惑は、真面目な大石にさえ、打算と欲望をあたえた。……やはり正真正銘、魔王なのかもしれない(笑)
英二が二人に挟まれて身動きが取れなくなった時の事だった。
「お前たち部室で何やってるんだ!」
「そうっすよ、場所わきまえたほうがいいっすよ。」
「手塚・・・それに越前・・・」
急に部室のドアが開き、現われたのは誰にも勝てない青学の部長とこれまた誰に
も勝てない期待のルーキーだった。
「あ~ぁ、見つかっちゃた(微笑)今から面白いところだったのにな」
「おい、菊丸泣いてるじゃないか」
「あっ、ほんとだ。大丈夫っすか、菊丸センパイ」
そう言ってリョ-マは、へなへなと腰をぬかした菊丸のそばに行き、彼を助けおこした。
…た、助かったにゃ……ん?おちび??
背を向けている大石と不二には見えなかったが、英二の腕を取りながら彼は確かに笑ったのを英二は見た。
「いこ、先輩。ココは部長が何とかしてくれるから」
「う、うん…」
違和感を覚えつつもリョーマに連れられ、英二は部室を後にした。
その後部室で二人が手塚に怒られたことは言うまでもないが…英二が無事に家に
帰れたかどうかは…だれもしらない(笑)
~終~
=あとがき(花蓮)=
会話文に地の文を足しました、花蓮です。
これは3-6風味なのか、黄金風味なのか…はたまた??…う~む、迷いどころ
ですね‥
私としては3ー6の方が好きなんだけど…この英二は大石好きの感じがするし…
かなたちん、一体どっちなんですか??
というか、ごめんなさい、最後こうしちゃって…会話付け足しちゃって…なんか
こうなっちゃいました(笑)ダメなら書き直しますんで。
管理人・彷徨:ありがとね~花蓮ちゃん会話のみを送りつけて(@Д@;
でもって、良い感じに仕上げていただいてねです。
タイトル付けにはかなり時間かかったよしかもこんなタイトルでいいのか?
みたいなね
です。
しかもこんなタイトルでいいのか?
みたいなね