ニューイヤーコンサート
とタイトルが付いた時に
演奏されることが多い曲は
たくさんあるのですが、
日本だと、お正月には
やっぱり春の海
が聴きたくなりますし
春の海を聴くと、お正月を感じますね
NHKでも、中継される
ウィーンフィルハーモニーの
ニューイヤーコンサート
では、
恒例とも言えるほど親しまれていますのが
ヨハン・シュトラウス作曲
「ラデツキ〜行進曲」
今年も演奏されました
こうして、手拍子とともに
音楽を楽しむことが出来る
最高ですね!!!
そして
まだ観ることが出来ていませんが、
よく歌われる曲のひとつに
ヨハン・シュトラウス2世作曲
「春の声」があるんです
あれ?
ヨハン・シュトラウス?
ラデツキーの作曲家も、
春の声の作曲家も
同じじゃない?
お気付きのみなさま…
そうなんです
実は親子
このあと、
シュトラウスさんの家系は150年にも
わたって
何人もの音楽家を輩出するほど
芸術一家なのです
しかも、
「ヨハン」という同じお名前を使っていて
ややこしい
実は「ヨーゼフ」さんもいっぱいいて、
親族で同じお名前使うものなんですね!
一世である父ヨハン・シュトラウスは
「アンネン・ポルカ」
「ラデツキー行進曲」
が有名で、
「春の声」を書いた
息子ヨハン・シュトラウスは
「美しく青きドナウ」
「皇帝円舞曲」
などが知られています。
2人ともワルツ王と称され
ヨーロッパだけでなく、アメリカでも活躍し
絶大な人気を誇ったそうです
ちなみに…
「春の声」は57歳の時に作曲されました
3回目の結婚にむけて準備中の時期
だったそうで、
そのために生き生きとした曲調で書かれた
のでは?と言われています
ほんと???
しかも
ヨハン・シュトラウス2世
62歳
お相手の方は
26歳
あら、びっくり
歳の差なんて!!!!
ですってよ
そんな情報を聞きますと、
どれだけ浮かれていたのよ!!!
と思ってしまいますが、
歌詞を見てみましょーーー!
春が来てヒバリが舞い
開放感と喜びがあふれます
朝が来るとヒバリが歌い
夜もナイチンゲールが甘い調べを奏でます
朝と晩と対比付けて1日中歌声が
聴こえて、春らしい伸びやかさを
感じられます!
ナイチンゲールは
鳴き声の美しいことで知られ
ヨーロッパでは春を象徴する鳥だそうです
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この曲を
昨年の秋の川口音楽フェスティバルにて
演奏してきましたので、
その時の映像を公開いたしました
↓
写真です
聴いていただけると伝わると思うのですが
なんと言っても
高い音から低い音まで
コロコロと転がすような音型が並び
子音の処理の大切なドイツ語…
テクニック的には
超絶技巧と言ってもいいのでは?!
それを、フェスティバルで
楽しそうに歌う美穂さん
そして、歌詞に合わせて
身振り手振りあり、表情が豊かです!
リラックスして
楽しそうに演奏することは、
聴いていただくにあたって
とても大切なことで
よく恩師にも言われますし、
音楽に関係ない友人からも言われます!
こちらが楽しまなくちゃ楽しめない
とはいえ、真剣に楽しむ!
演奏に集中する!!
それでいて、楽しむ
なんてミッションが多いのかしら…
頑張ります
このミッションをクリアするには
結局のところは
練習で、余裕あるところまで
仕上げられるか、
にかかっております
余裕あるテクニックを日頃から
身に付ける、ことに尽きます!!!!!
だからこそ
この美穂さんの表情を見て
演奏を聴くだけで、
心からの拍手を送りたいです
実はピアノも難しいてへ
季節を感じられる曲も
どんどんレパートリーにしていきたいな
と思いました
お時間ございます時に
ご視聴いただけましたら幸いです。
元旦に放送予定でした
新春スペシャル放送とレギュラー放送は
現在、
改めてオンエアが出来ますように
調整してくださっているようです!
正式に決まりましたらお知らせ
させていただきます
このたびの地震に関しまして
被害に遭われた皆様に心より
お見舞い申し上げます。