何度か書かせていただいています…
歴史のお勉強をおろそかにしてきました
それも、なんとも恥ずかしい理由なので
(先生と合わなかった)
若気の至りと言っていいのか、
ほんと、、、
とほほです
「どんな道に進んでも
極めようと思えば、真剣になれば、
あらゆる勉強が必要になる」
恩師のおっしゃっていた通りでした
(声楽の恩師!!!)
音楽も、
その作品の背景や意味や
メッセージを掘り下げていくと、
結局、歴史や地理や美術や文学など
様々なところに繋がっていきます
クラシックも
日本の歌も
同じです
そんなわけで、
学ぶことばっかりなのですが、
教えていただいた資料に古関裕而さんの書
があって
読み終えますと、
最初の東京オリンピックのことが
印象に深く残りました
日頃、全ては覚えられないので
おすすめしていただいた資料は
メモするようにしていますが、
その一覧に、
奥田英朗さんの小説
オリンピックの身代金
というものがあったので、
読んでみました
奥田英朗さんの作品は、
軽めのもの、それもコメディーチックな
作品から入り…
そのままでした
・空中ブランコ
・イン・ザ・プール
・町長選挙
・ガール
などです
日常の何気ないことが、
個性の強いキャラクターの登場や
濃いめのエピソードの中に入る事で
くすっと笑いながらも
すごく大切なことを言っている気がして
胸に刺さる内容でした
今回も、ミステリーかなー?
と
軽い気持ちで読みましたら、
なかなかの重量級でして
ただ、
時系列は当時が分からないので
なんとも言えないのですけど、
羽田空港と浜松町のモノレール開通とか
東海道新幹線!
首都高速道路
武道館や国立競技場の工事
戦後日本の様子が
フィクションなのに、
手に取るように伝わってくるものでした
そして、
その当時の社会構図
さらにはあまりにも急な変化に戸惑い
翻弄される人々の過酷な経験
など、
どーーーーーーーん
と
重くのしかかるストーリー
リフレッシュに
かるーく読みたかったのが正直なところ
ですが、
作品は読み応えがあり、
色々思わされましたよ。。。
そんなゆっくり読書時間がとれたのは
ピアノの調律があったからです
(おかげでピアノは整いました)
大河ドラマも、
遅れていますが、観ており
歴史を知るということは、
楽しいことばかりでもなくて
言葉にしがたい思いです
そんな夜を迎えていましたら、
小学校時代の友人から連絡が
仕事の乗り換えで地元の駅を久しぶり
に使ったそうです
突然のノスタルジーにおそわれ
途中下車して、一駅歩いた
と。
懐かしい風景の写真を見て、
「なにしてるの?」
と、
笑わせてもらいました
歴史を学ばなかった割には、
お城に行っていたようです、、
びっくりするほど、
若かりし頃…