義兄が長年の闘病の末
先日亡くなった
亡くなる数時間前まで
息子たちや孫たちに手を握られ
その夜中
姉に看取られ息を引き取った
私も一日ともに過ごし
その様子をずっと観ていた
一般的には幸せな最期だったと思う
親族やお友達,総じて皆
「いい人生だったよね」 という解釈
大昔新聞のコラムである仏教家?だったか
`死に逝く人はたとえどんな理不尽な死に方であろうと幸いで完璧なのだ。
「死」とは遺された人たちにとってのみ意味するものだ’
みたいなことが書いてあった
確かにそうかもしれない
義兄がどんな想いで旅立ったかはわからないが
遺された私たちが
その人の歩んだ人生を尊び
旅立ちを祝福する
そういった解釈が
救いとなり生きる希望になる
ところで
叶うなら,選べるなら
義兄のようではなく
絶対孤独死がいい!
と改めて思った次第
阿部敏郎~
死と同時に、五感とマインドの機能は止まります。それまでは五感とマインド(記憶や判断)を自分だと思っていましたが、それらが消えることで、自己からの解放が起きます。そして形なき無限の純粋意識としてのあなたが残るのです。