「子供に携帯電話を持たせるべき?持たせないべき?」 | 練習帳

練習帳

ちあらです。どうぞよろしく。^

「子供に携帯電話を持たせるべき?持たせないべき?」


”子供”を何歳くらいに想定してるのかが、ちょっと不明なのですが。

とりあえず低年齢のコ(小学生低学年から高学年くらい)と仮定した話をススメたいと思います。

親御サンとなってしまったお方には この先しょっちゅう立ち塞がりそうな命題であります。


ワタシ個人の思惑では、「~べきや否や」で、論を交わすものではないのではないか、とも感じます。


携帯電話というのは、ツール(道具)のひとつなので、”必要なひとが、必要な用途に使う”と。

それが例え幼稚園児(えっと、まぁこれはちょっと考えにくいんですが。)であろうと”必要ならば”致し方ない、と。

で、この場合、「必要だぁ!」と判断するのは 当のオコサマではなく、親の方であることは自明なのでありますが。


例えばうちのムスメゴは、(小6なのですが) 4年生の頃から 持っております。

ワタシはどちらかといえば 自分自身不携帯電話だと よく家人にののしられてるくらい、ケータイ・ケータイのメールを使用しないので(オトナの場合、なければないでなんとかなるんですワ)、「ケータイいるやん!」な方の心情はいまひとつわからないのですが、それでもムスメは持ってます。

もともと「致し方ない。必要だろう」と判断したのは「(おけいこの)終わったヨ、お迎えに来てね、」連絡用でありました(幼稚園児の頃は3時4時に開始されてたお教室たちが 小学生になるとなべて5時6時開始となりまして。すると終業は7時過ぎ8時過ぎとなる。まさか ひとりで帰って来いとはいえないし、かといって お送りからお迎えまでべったり1時間半以上夕方に付き合うというのは、ムスメがひとりっこなら可能だったかもしれませんが、ちょっと苦しかったのですね。)。


で、背に腹は、の感覚に近いかんじでなし崩し的に与えてしまった我が家です。

けれど、「なくてもよかったんじゃないか?」と問われれば、「いえ、ウチのコには必要でした!」とは言い切れない自分がどこかにいるのも事実です。


うちのムスメの携帯実践状況としては、インターネットなどで 不要なアソビを、の心配は いまのところムスメの機種のグレードが低いので、杞憂のようです。

(なんか ムスメいわく「つながらない。」そうです。最近勝手にPCをいじくりだすようにもはやなってるので、インターネットの便利さと落とし穴などは、PCを持ってして、ぼつぼつ教えてゆくカナァとは思っております。)

同様におけいこやお塾のお迎え用にと 携帯電話を持つ同級生たちと たまにメールしてるようです。

(「こんなんきたー」とかウレシゲに見せにきます。そこらへん 小学生です)

このあいだ、運良く?(というのもヘンですが)友人同士でメールによるトラブルもどきがあったので、「教材」がわりにムスメに「メール(文字)と 会話(コトバ)の伝わり方の違いー主に感情的な方面で」を、ちょっと教える機会が持てました。

(理解したかどうか、が問題なのですが。)


『防犯』のために携帯を持たせる、という考え方もありますが、そちらのほうは、未だ懸案中といいますか、体感してません。

(常に持ち歩きながら、ヘイキで電池切れさせてる間は期待はできないかもしれません。)


ワタシが子供の頃、「アブナイから」と小さいナイフ(鉛筆を削るヤツです)は、ほとんどの児童の筆箱から永久に姿を消しました。

携帯と肥後のカミでは話が飛躍しすぎるかもしれません。ただ もはや 存在してしまった”道具”は ”遠ざける”か、”使い方を教える”か。その判断は親が下すしかないのでしょう。そして 当然その判断の結果も 受け止めなければならないのでしょう。


それでも 親やオトナが日常的に使ってしまっている”道具”に関しては、中学生高校生になったら、”親の知らない間に自分で覚える”よりは、機会に応じて少しずつ、親やオトナが教えてやったほうがいいんじゃないかなぁ、などと思えてしまうのです。





セコム「子供の防犯」ブログ×BlogPeople トラックバックキャンペーン