あれから一週間

こんばんは。わたしです

今回の記録は

ちょっぴり汚い表現も出るので、ご飯中の方や苦手な方は、画像のところまで読まずに進んでね。

12/12 木

お父の脳出血から四日目。

お父の顔、体中から汗が吹き出し

見るからに苦しそう。

痰が酷く絡んでる。

いや絡むどころか気管が塞がり

呼吸音が小さすぎる感じ。

熱は38.8くらいで

無呼吸症候群？みたいに息が止まる。

拭いても拭いても噴き出る汗。

手もプチ痙攣みたいにヒクヒクしている。

どう見ても苦しんでるようにしか見えないんだけど。

先生に言ってみたが問題ないと言われる。

脳の回復には時間がかかるから仕方ない。みたいな。

胸は上下してるから大丈夫。

みたいな。

いやいや苦しくて上下してね？

だから私はしつこく言ったよね。

「いや、絶対苦しいでしょ。

脳じゃなくて

痰でしょ

呼吸出来てないもん。

痰を取ってもらえないんですか？」

そして

数回スルーされた後

やっとこ 痰を吸引。

たいして取れず断念なのか終了。チーン

夕方になり担当のお兄ちゃんが

夜勤のお兄ちゃんに変わった。

夜勤のお兄ちゃん意識朦朧なお父に

無理矢理 歯磨きしながら

「ぅわ 痰が酷いなあ。

これはかなり固まって

詰まってますね。

ちょっと辛いだろうけど、取っちゃいますねー

ガガガーガガガガガガッっガガ

お口閉じないで下さーい

○○さん、あーん‼︎

あーん！！

ガガガガガガ～ガガガガ」

↑

お兄ちゃんによる凄まじい吸引技

カッコイイったらありゃしない。

鼻から口からチューブを入れる

痛々しい姿を見ながら

私と母も

手に汗握り

あーん。

「いやーお兄さんありがとう。

さっきまで無呼吸になって心配してたの

お父‼︎

良かったね‼︎

助かったね‼︎」

そして、ゆっくりとだけど

熱が36度台まで下がる。

楽になったのか

30分くらい目を覚ます。

母を見つめているかと思いきや

母の後ろを見つめてる。

隠しそびれたペットボトルの水をジーっと見つめてる。

「ちょっとやだ

まだ食べれないんだから見せたらマズイでしょ」

母と私は 慌てて隠そうとした。

ら

ゆっくりとペットボトルに指を指し

指した指を…

自分の口へ

持っていった…！！

凄くゆっくりだけど今の見た？！？！

お父の意思で飲みたがったよね？！

わたしら嬉しくて、すぐさま看護師さんを呼びつけたわ

「すみません！

水を飲みたいって！

水を飲みたい！って言ってます！！！

水を飲ませてあげたいんですけど！」

もうそりゃ 必死  

「肺に入ったら大変ですので

まだ口からは無理です。」

  チーン

そして、わたし帰ろうとして

「お父、またね、バイバイ」

って手を降った。

ら

バイバイした(  °_°  )

わたし嬉しくて

コートを脱ぎ捨て

また居座る。

そして微かに笑いながら

ティッシュを箱から一枚取って

顔を拭くようにティッシュを持っていく仕草をした。

そしてまた意識を手放すように目を瞑る。

今日はほんの30分の間だったけど

色々なことが出来て嬉しかった。

だけど朦朧としてる。

薄目で朦朧と

もう呼んでも起きない。

叩いても起きない。

脳だから、仕方ないよね。

時間がかかるよね。

急に悲しくなった自分に言い聞かせた。

ら

パッと目が開き

さっきから手のひらに握りしめてた…

丸めたティッシュを…

ポイッと投げ捨てた  

わたしら笑ったら

薄目で お父も笑った。

仕事が終わり姉が駆けつける。

12/13 土

今日は子供らを連れて行った。

電車の中から母に、今行く。今日の状態はどう？ってメール。

熱がまた上がったと。

「今日は泣くんだよ。」

って。

読んで胸がギューって締め付けられ泣きたくなる。

小走りで急いで病院に行き

顔を覗き込むと

お父は笑った。

長男坊の顔を見たら

凄く笑って

もっとこっち来いって左手でジェスチャー。

近くに寄った長男坊の頭を抱えて

自分の胸にうずめた。

この日は今までで一番起きていたらしい。

仕事から姉が駆けつける。

姉に向かい、また嬉しそうに笑う

手を降ったら手を降り返す。

会釈もした。笑

泣いた本当の理由は

本人にしか わからないけど

喜怒哀楽が出てきたんだと思うようにしなきゃね。

だけど、ここに書いていると

まるで何でもわかっているように感じるけど。

こっちの言葉には全く反応しない。

ここに書いたこと以外は

自分の世界。

モゾモゾと左手を動かし

タオルケットを必死にほじくったり。

携帯を見せれば、かじったり。

呼んでも反応しない。

また看護師さんに聞いてみたけど

こちらの言葉の理解は

できない。

その機能は死んでしまっているから100%元には戻らない。

反対の脳で新しく理解力を作り出すかもしれないけれど

やはり限界はあります。

と。

自分で聞いたくせに、また落ちる。

せめて、理解できたら。

ねぇお父。

12/14 日

姪っ子も一緒に行く。

熱は37.5度。

今日は寝ているほうが多い。

だけど、姪っ子と長男坊が見えると嬉しそうに笑う。

子供達の手を握る。

また目を閉じる。

その、繰り返し。

(次男坊は入れないため、待合室。一人で良い子に待っていてくれた。)

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お父が倒れて一週間たった。

肺炎や再出血で急変する心配も

殆どなくなったと思う。

今日はゆっくり家にいようと思う。

それと

たくさんのコメントありがと(Ｔ＿Ｔ)

祈りや、ポチからもパワーもらた。

そして、まろちゃん、たかちゃんありがとう。

バタバタしているときに具体的な情報は本当助かりました、

二人のアドバイスを元にして

リハビリセンターを検索して調べました。

玉川病院

埼玉みさと病院

天草病院

大塚病院

とりあえず、この四つに絞った感じです。

初台は高すぎるので、最初は省いた。

待機が結構あるから早く！！

って言葉をもらわなかったら、後回しにしていたよ。

そんな有難すぎるアドバイスと

みんなの優しいコメントやポチに

シッカリしなきゃと言われた気がしました。

本当ありがとう！！！

皆さんも、年末だからね。

怪我や風邪に気をつけてね♡

あのね

うちの旦那ね

トレーラーでね長距離行くことに。

岡山、大分、広島、福岡、熊本～

あちこちに一週間強かけて回る。

結婚してから一週間とか家を空けるとかなかったから初体験。

ビジネスホテルも初体験。

大きなカバンに荷物を詰めて

まるで遠足の準備をしているようにも見えなくない。

ビジネスホテルに着くと

いちいち部屋の細かな画像が届く。

こっちは風呂場とか見ても特に楽しくないけど

ぉお！！すごーぃ綺麗ー

なんて驚いてみせる。女優

そして先日初めての長距離から帰ってきた。

「なんか 父さんいないのもさ

         やっぱり、つまんないね～」

なんて私らが思いだした頃。

帰ってきた！！

「俺に会えなくて淋しかっただろ？

離れると淋しいな。

やっぱり家が一番だな」

って。

父さんたら♡ウフフ

「ああ そうだ

お土産あんだよ。

おい次男坊

荷物入ったカバン持ってこい」

だって。

わたし

微笑ましく聞いてた

家族っていいわ～なんてね。

んで

土産どこよ？

父さん土産どれよ？

指さした先は

はい 押すー

ありがとう♡