この話には、

続きがあるんです。


手術費用の8万円を用意して、

病院へ行き

手術を受けて

数時間の入院をし、

夕方には受付で

会計待ちをしていました。


しばらくして名前を呼ばれ

請求額をみると・・・

「!?」

15万円近い金額になっていました!


「えぇーーー!?

8万円くらいってことでしたよね?」


「◯◯さんは高額所得の方なので

この金額になります。

ほとんど一般の方は8万円で済むので

ご案内が違っておりすみません」


「いやいやいや~!?

高額所得者だなんてあり得ませんよ」


「でも・・

区分がAになっていますので、

こちらではどうしようもありません」


「う~ん・・・

会社で確認してみますが、

15万円なんて・・・

現金じゃ今日は払えないです」


「では後日お支払い下さい」


ということで、

大きな疑問と不安を抱えたまま

帰宅したんです。


痛み止めの座薬を入れながら、

今日出社をして、

本社の総務部門に問合せをしました。


「今回、高額所得者という判定を

されてしまっていますが、

何かの間違いじゃないですか?」


「個人所得のことは

こちらではわかりませんので、

人事部門に問合せして下さい」


教えられた人事担当者に連絡して

調べて貰ったところ、

月額支給額で判定されるので、

高額所得の判定になってしまう

とのことでした。


「所得って年収でしょ!?

月額支給額での判定って

おかしいじゃないですか?」


ユウキは管理職ゆえ・・

減俸制という名の年俸制なんです。


一見、月給が高いようにみえますが、

年収ベースではショボくて、

一般社員よりも

低所得になってしまう上、

税金や年金、健康保険だけは

すごく高いんです。

つまり、

手取りが少ないんですよ。


もうー踏んだり蹴ったりだー!!

どーすんだよ~

15万円なんて・・・

払ったら生活できないよ!