今までにした最大の忘れ物 | 経営革新の女王ティアラ☆仕事と育児に奮闘する日々☆

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元ネイリストの美容業界専門コンサルタント・講師です。
2016年2月末、名古屋に転居しましたが、活動エリアは東京を中心とする全国です!
仕事・日常生活・育児などのあれこれについて綴ります。 
経営革新の女王は友人に、ティアラは恩師に命名されました。

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「やってしまったぁ」という過去の忘れ物を挙げればキリがありませんが、あたしの場合「伝えるべきだったのに伝えなかったこと」がなによりも心残りだったりします。

その中でも最大のものといえば、8年前にまで遡ります。


当時、仲良くしていた同い年の女の子がいたのですが、彼女にはすきな人がいました。

あたしが紹介した男友達だったのですが、当時の彼は数ヶ月前にふられた元カノのことを忘れられていない状況でした。

でも、あたしにとってもすごくいい友人だったので、早くまた幸せになってほしくて、その女の子を紹介しました。

彼女は、早いうちから彼のことを気にいって、積極的に連絡したり遊びに誘ったりしていました。

彼はそれには応じるものの、なんだか煮え切らないでいました。

あたしは、彼女からよく相談を受けていましたが、彼が元カノのことを忘れていない事実から、「時間をかけるしかないね」って、話していました。

そんなこんなでセッティングしてから半年程がたったある日、彼女から連絡がありました。

「もう○○くんのことはあきらめる。今まで頑張ってきたけど、もう限界。寂しいし辛いから、前からアプローチしてくれている別の人とつきあうことにする」

2人がカップルになったらすごくお似合いだなって思っていたので残念でしたが、彼女が決めたことならば仕方がないって思いました。

彼女からの電話をきって数時間後。

今度は男友達の方から電話がかかってきました。

「俺、○○に告ろうと思う。今までずっとそばにいてくれたから、これからもそばにいてほしいって思う。まだ自信をもってすきとはいえないけど、彼女の気持ちにこたえたい」

なんて、タイミングなのでしょう。

でも、ここであたしが彼と彼女の気持ちや状況をお互いに伝えるのは野暮だなって思いました。

なので、彼にこう伝えました。

「だったら、その気持ちを早く伝えてあげて。今すぐにでも」

あたしは、この2人がカップルになることが素直に嬉しく、後から報告を待つことにしました。


当時、仕事が忙しかったこともあって、そこから1週間以上2人とは連絡をとらずじまいでした。

10日ほどたったある日、彼女から食事を誘われたので「あの報告だ」と思って、ワクワクしながら出かけました。

ところが、彼女からの報告は、あたしの想像とはまったく真反対のものでした。

・結局あの電話の後、別の人とつきあうことをオッケーした
・そこから1週間して、あたしの男友達から呼び出されお茶した
・そのとき、近況を聞かれたから、「彼氏ができた」と報告した
・特に反応もなく、結局いつまでもこの人は元カノのことを思い続けてるんだなって思った
・新しくできた彼氏はとっても優しくて、すきになれそうだなって思ってる


恋愛ってタイミングが大事だとはよく言いますが、これは最悪のパターンです

結局、彼は彼女に「彼氏ができた」って聞いてなにも言えなかったんです。



ここまでならよくある話かもしれませんが、これには続きがあります。

結局、その彼女は1年以内にその新しい彼氏と授かり婚をしました。

でも、なんと生後6カ月足らずで離婚してしまいました。

彼の方はといえば、あれ以来もう真剣に恋愛をするのは疲れたといって、まともな恋愛をしていません。

実は、女友達の方とはもう疎遠になってしまったのですが、
最後に彼女と連絡をとった4年前には、働かずに実家で子育てをしている様子でした。

最近、男友達の方に会う機会がありました。

彼は、あのときのことをいまだに悔いているようでした。

「なんで彼女と会ったとき、自分の気持ちを素直に伝えなかったのだろう?」


あたしはあたしで、「あのとき、彼と彼女に直接お互いの気持ちを伝えてしまえばよかった」、と思いとっても悔しくなりました。

そうしたら、きっと違う結果になっていたことでしょう。




これが、あたしの中での最大の忘れ物です。

恋愛って、ホントタイミングが大事