あなたの周りには、いくつ素敵な笑顔がありますか?


僕は、たったひとつの大好きな、そして大切な笑顔を突然、失いました。

笑うことって簡単だけど、凄く意味があって深い物なんだと思う。

失った事は、凄く辛いけど・・今、僕の周りには素敵な笑顔がいっぱいあります。


ちょっと考えて、あなたの周りの笑顔を探してみてください!そしてあなたも素敵な笑顔をいっぱい見つけてください。


「笑顔は2人の合言葉だね♪♪」・・・・・・( hiro&nao)


第一章「運命の人」


僕と、直美との出会いは今から10年前の春。

僕は、春休みを使って東京に遊びに行くことになった。

東京には、幼稚園の頃からの幼なじみのマキが居る。幼稚園に通っていた頃は毎日、幼稚園でお互いの家で

一緒に居ない時がないって程の仲良しで、小さいながらに自分の一番の理解者だった。

そんな、マキが父親の仕事の都合で小学校の時に転校して行った。

凄く寂しくて、「自分も東京行く」なんて毎日泣いていた気がする。

そのくらい、自分にとって大きな存在だったんだなぁなんて今更だけど思う。

そんなマキとは、小学校・中学校・高校と途切れる事なく連絡を取り続け、定期的にお互いの家に遊びに

行ったり、お互いの恋愛・学校の事など迷ったり、落ち込んだ時は一番に相談をする仲でもあった。

そんな、マキが突然電話で「ひろ~今度こっちに遊びに来ない?」そう言ってきた。

まぁ、東京は好きな場所だし、久しぶりにマキにも会えるって事で僕は東京に遊びに行く事にした。


春の景色を楽しみながら♪新幹線に揺られいざ東京へ・・・・

なんでだろう?ゴミゴミした所は大嫌いなのに、何故か東京に来て裏道などを歩くと落ち着く感じがある。

いつもと違う雰囲気が新鮮に思えたのか?何故かはわからないけど、凄く居心地が良かった。


そして東京に着き、待ち合わせの「新宿駅」に向かった。

待ち合わせ場所は「新宿駅南口」いつも、新宿来ると迷うんだよなぁ・・・

そんな事を思いつつも、南口目指して看板を頼りに向かった。

南口に着くと、凄い人ゴミの中、改札口前に立つ、マキを見つけた!

なんか?凄く綺麗になってるような??ちょっとドキドキしながら「マキー」僕はマキを呼んだ。

「ひろ~」僕に気づいたマキが笑顔でこっちに小走りで来た。

なんだか、遠距離恋愛中のカップルの久々の再開みたいなムードに酔う僕。。

ドキドキしていると・・・・・「ねぇ、ひろ明日ダブルデートしよぉ♪」

「は?」雰囲気を一気にぶち壊す言葉に少し動揺していると・・・・

「ねぇ、行こう!ひろのタイプの子も来るからさ~」

勢いに押されて・・・「まぁ。。いいけど」

「さすがはひろちゃん♪ヨシ、まずはいろいろ説明するから、とりあえず帰ろう!」

「はい。。」

そういうと、僕の腕に手を回し京王線乗り場の方へ歩き出した。

そこからは・・・・電車の中、家に着くまで、息つく暇さえないほど、いろんな話や明日の説明などを受けて

唖然の一言。

その後は、マキ家族との久しぶりの団欒を楽しみ♪

しばらくして寝ようとすると・・・「おかあさん、私ひろと一緒に寝るから~」マキが突然言った。

すると当たり前のように「じゃあ、布団いらないね♪」とマキ母の声。

「おいおい・・」

いつも、マキの家に泊まりに行くと同じ部屋で寝てるけど、もちろん布団は別。

たまに一緒に寝る事もあったけど、マキにも彼氏が居るわけだし、そんな事に気を使っていたのに・・・

そんな事も構わず、布団に入り込むマキ。

「なんか、久しぶりだねぇ~(笑)ひろドキドキしてるの~??」

ちょっと緊張してる僕を茶化すマキ・・・

「ドキドキなんてするわけないだろ~」なんて言いつつも

本日2度目のドキドキを感じていると。

「ねぇ~ひろ・・・」

「なんだよ・・・」

[あのね~~」

急にマキが話し出した・・・・・そこからは眠気の限界が来るまで

おのろけ話やら何故かマキの友達の恋愛相談までさせられ。。

結局、怒る事も出来ないまま、マキのペースに流されてダブルデートの日になってしまった。

本音えを言えば、せっかくの東京。

いつもは、マキと2人で相談話なんかしながらの買い物ツアー♪自分の知らない所や雰囲気のいいカフェなど

行く事が凄く好きだっただけに、今回も本当はそうしたかった。

そんな気持ちも引きずりながら、あまり乗り気じゃない気持ちで、新宿駅に向かった。


さすがは、週末の新宿駅、凄い人。。。これじゃ見つけられないよと思っていると、

「ちょっと彼氏見つけてくるから、ここら辺に居てね」って言ってマキが行ってしまった。

(え?僕、プチ迷子じゃん。)

そんな事を思いつつも、いかにも待ち合わせに慣れてるかのように一生懸命振舞いながら

僕も、マキからの情報を頼りに友達を探そうと周りを見ていた時、改札口の少し横に立っている彼女に目がとまった。

(なんて、綺麗でカワイイ人なんだろう♪あんな人を待たせる彼氏の顔が見たいよ!)

そんな思いで見つめていると、その彼女がこっちを見て「ひろく~ん」そう叫んだ!?

(まさかねぇ~僕じゃないでしょ!そんなハズないよ。)

そう思い、少し目線を逸らそうとしていると「ひろく~ん」!?今度は手招きしながら呼んでいる?

よく見れば、マキの言ってた子に似てるのかも??

やっぱり僕かなぁ?とりあえず、違った時の言い訳も考えながら、僕は彼女の元へ向かった。

彼女の所に着いて「僕の事??」そう言うと、とろけそうな笑顔で「うん♪」そう答えた!

「でも、なんで?」

「マキに聞いてた雰囲気かな?ちょっとドキドキしたけど1人で居るのも嫌だったから声掛けてみたの」

凄く好みで、自分じゃもったいないくらいの彼女と知り合えて、今日1日一緒に遊べる♪

そう思った時のこの気持ちは今でも忘れない。

(ヨッシャー☆)って叫びたくなるような気分だった。


古い例えかもしれないけど・・「ビビビ!」会った瞬間に思った。

好きな人と居る時のドキドキってたまらないですよね?

みんなが味わった事のある感覚だと思います。

そんな、感覚を味わっていると、マキが僕達を見つけてやってきた。

「直美、よくひろの事わかったねぇ~!?ひろ~めちゃめちゃ綺麗でカワイイでしょ?絶対にひろの好みだと思うよ!

あと、直美もひろの事好みだと思うんだよねぇ~」

マキが僕らをからかいだした。

そんなマキを彼氏の雄大さんが「おい。いきなりそんな事言ってきまずくなるだろ!」僕らを助けてくれた。

さすが、3つ上の大学生は大人だなぁ・・・そんな事を当時は思った。

さて、今回の行き先は水族館、メンバーも揃ったって事で電車で出発!

マキ達が先に歩いて行った後・・

「ひろくん行こう♪」そう直美が言ってくれた。

「うん。なおちゃん僕らも行こうか♪」

「うん♪」そう言って笑うと、僕の腕を引っ張ってマキの所へ2人小走りで向った!

「2人もう仲いいじゃん。」そんなマキに・・

「まぁねぇ~」2人で言った覚えがある。


僕は、正直人見知りをする。

特に女の人と話すのは、なんか緊張しちゃって苦手だった。

そんなハズなのに?直美と話していると、そんな事も自然と忘れていた。

会ってまだ、数分なのにいろんな事を感じた。


出会った時の、初めて思った気持ち。

みなさんもちょっと思い出してみて欲しい。

凄く照れるけど、僕はあの素敵で天使みたいな笑顔に釘付けだった。

一緒に居るだけで、元気が出そうな雰囲気♪

今、読んでくれてるあなたは、どんな事を感じましたか?

ちょっと昔に戻って、いろんな事を思い出して見るのも楽しいかもね♪


この時の僕は、直美と付き合う事になるんなんて想像もしてなかった。

それだけ、可愛くて自分にとっては高嶺の花だと思っていたから・・・・・・

こんな人と付き合えたら、最高だろうなぁ。。って憧れの眼差しで直美を見ていた。


・・・「第一章 運命の人」

(*ぶろぐ中の会話などは、自分の記憶と直美のノートを参考に書いてありますので正確な会話ではない部分も

ございます。あしからず。。)







今回、僕が彼女との思い出を書こうと思ったのは、彼女のお母さんからの一言が始まりだった。

「ねぇ、ひろちゃん。なおの事、書いてみる気ない?」

それは、7回目の彼女の命日の日、お墓参りの後での突然の事だった。

彼女が、居なくなってから7年という月日が経って、おばさんはやっと彼女をまっすぐ見れるようになり、自分から見たこの7年を振り返って本にする事を決意していた。

僕は、正直悩んだ。そしておばさんに返した答えは、

「少し考えさせてもらっていい?」という答えだった。

突然の事に対する動揺と、なんて答えを出せばいいのか、その時は分からなくて・・

あの時の僕にはそう答えるしかなかった。

それから、いろいろ考えて行く中で出た答えは、書くのは断ろう。という選択だった。

それは、何年もかけてやっと自分の気持ちが整理できたのにここでいろんな事を思いだせば・・悲しくもなるし、辛くもなる。そしてまた気持ちが不安定になる。

前の自分に戻ってしまうんじゃないか?そんな自分に対する不安が凄く恐かったからだった。

それに、書いてるうちに本当の事を書くのが恐くなり、話をうまく書き換えてしまわないだろうか?

今まで2人しか知らない過去をすべて書くという事・・・いろんな人に見られるという事は家族・友達に知られてしまう。

今まで、黙っていた事もいくつかある。そんな事すべてが知られたら、みんなは受けとめてくれるだろうか?僕はこれから大丈夫だろうか?

そんな、いろんな事が気になって僕は書くことを断ろうと決めていた。

そんな僕に、ある日おばさんから1冊のノートが送られてきた。

ノートの表紙には、「なおとひろの奇跡と軌跡1996~」

懐かしい、彼女の字でそう書いてあるノートだった。

ページをめくると、そこには・・・・・

(私の夢・・・それは、大好きなひろとずっと一緒に居る事!)

赤く大きな字で、1ページ全部を使って書いてあった。

見た瞬間、いろんな感情が溢れ出して大量の涙がこぼれた。

泣きながら見ていく中で、ノートには今までの2人で行った場所やその時感じた事、そんな事が細かく書かれていた。

こんなノートを書いていたなんて全然知らなかったし、そこには自分も知らなかった彼女の気持ちや、そのとき感じた事などが書いてあった。

最後のページは事故の前日・・日記の最後には「明日はひろに内緒で、静岡に行くんだぁ~♪」そう書かれていた・・・

読み終えて、僕の中で少しずつ気持ちの変化が起きた。彼女の事を改めて好きになった気持ちとこのままじゃいけない。そう思う強い気持ち。

書くことを恐がるのはやめて、前向きに考えてみよう。

もし、僕と同じように大切な人を亡くし同じように悲しんだり、苦しんだり辛い立場の人が居るとしたら、そんな人達が前向きになれるような事を書きたい。

今、恋愛中のカップルが読んでくれたなら、相手の大切さをお互いに今までよりも感じて欲しい。

そんな想いを自分は伝えたい。


そして、僕達2人のいろんな事を親やいろんな人に理解してもらいたい。

今まで、封印していた過去を開けて、自分もまた一歩前に進もう。

決意も固まり。僕は、書くことにした。

けど、実際に今回、書いて行く中で途中で悲しくて辛くて、書くのを辞めてしまった

時期もあったし、逆に楽しい時には、書きながら笑ってしまう事もあった。

いろんな思いを乗り越えながら書いた。

まだ途中だけど・・・・

正直な気持ちは「しんどかったぁ~」そんな気持ち。。。

でも、書いて良かったぁ。そう心の底から思える自分が居る。

誘われたあの時、断らなくて良かったって今は思います。

いつも書くときは、彼女の写真をそばに置いて書いています。

2人で書いてるつもりで・・・笑った彼女に、見守られながら・・・・


*(ブログ用に多少表現を書き換えている部分もございます。)

本当は書くべき事じゃないのかもしれない。

でも、いろいろな事を考えて悩んで大切な人の了解も得て、今回ブログという形で書くことを決めた。

(ぶろぐじゃなくなるけど・・・)


今だから言える事。知ってもらいたかった事。

時間は掛かっちゃったけど・・・やっと整理できた。


だから、素直な気持ちで見て欲しいし、僕も素直なありのままの事を書く。

いろんな人に、いろんな思いが届きますように・・・・・