ティアラコースアシスタントのあやですクローバー

 

はじめましての方は右矢印こちら

私ってこんな人右矢印*自己紹介*

 

 


先日の結婚式で

花嫁の手紙を読んだのですが

花嫁の手紙って

書けることと書けないこととあるな

ってあらためて思いました。



お母さんが苦労してたとか

お父さんに我慢させられてたとか

両親の仲が悪かったとか

家族仲が悪かったとか

暗黒期があったとか

この家族じゃなきゃ超えられなかったとか


たとえもう今は

解決していたとしても

身内や相手の親族の手前

書くわけにはいきません…。



だけどそこを省いたら

私らしくない手紙になって

なんだかありきたりな内容になるし…。



だけど

そんなうわべだけの手紙

読む必要があるのか…。



とはいえ

読まないというのも…。




などなど

そんなことを悩みました。





過去の私は

参列した結婚式で

花嫁の手紙を聞くたびに


「みんなそんな苦労してないんだな〜」


「感謝ばっかりだな〜」


なんて

ひねくれて

やさぐれていました。


(お恥ずかしい…)





だけど今なら


そりゃ

本当に書きたいことは

書けない手紙になるよな


ということが分かります。




もしかしたら本当に

そんなにトラブルのない人も

いたかもしれないけど


色々あったことを

式の場では

言えなかっただけかもしれません。




というわけで

私も当日の手紙は

両親への感謝を書いたものになりました。




ただ

去年の入籍日に

「おそらく花嫁の手紙は

100%本音では書けないだろう」

と予想していたので

そのときに

父、母、それぞれに

手紙を書いていました。



そこには思いきり

今までの気持ちや

素直な思いや

本当はどう思っていたのかや

両親へ感謝の言葉を書きました。




誰の目も気にせず

忌み言葉も気にせず

形式も気にせず

伝えたいことだけを伝える手紙。




もし

結婚式当日には読みにくい

文章が入るようなら

素直な気持ちを書いた手紙は

別で渡すことを

オススメします。







そして

花嫁の手紙を通じて感じた

自分の成長が一つ。

 



昔の私は

「家族のために頑張りたいけどできない」

「お母さんを助けたいけどできない」

という気持ちを強く持っていて


その頃に受けたセミナーのワークで

花嫁の手紙を書く

(お母さんに手紙を書く)

というのをしたことがありました。

 

 

その時は

「お母さんの力になれなくてごめんなさい」

「迷惑かけてごめんなさい」

という

罪悪感の気持ちがいっぱいで

 

それを書きながら

涙が出たのを覚えています。

 

 

 

だけど

自分と向き合って

母親とも向き合って

 

母親に対する罪悪感を癒して

母親に勝手にスネていた気持ちも癒して

実際に母親にも伝えたりして


少しずつお互いの

すれ違っていた

愛情や

誤解が溶けて

 

私の心も溶けて

 

素直な気持ちを伝えられるようになりました。




そのことで

親も変わっていきました。

(もちろん全ては変わらないし

まだアレな部分もありますが)




そんな今

花嫁の手紙に

罪悪感は1mmもありません。

 



自分を責めていた気持ちが

なくなっていることに

気がつきました。




あれだけ自分を責めていたのに。



あれだけ自分を呪っていたのに。




こんなところまで来たのか〜

自分の歩んできた道のりを

振り返る感じでした。



 


親に対して「分からせよう」

みたいなのも無くなってたし


親の存在も

素直に認められるようになったし


親に対して

愛されてると安心できるようになりました。



 

そうなった状態で

結婚式を迎えられたこと

本当に良かったなと思います。