フライ、ダディ、フライ | 天亮-Dragon-

フライ、ダディ、フライ

フライ、ダディ、フライ 
★★★★☆

主演:堤 真一、岡田 准一

休日に観てまいりました。フライ、ダディ、フライ。すごーく、おもしろかった!!
岡田君がとてもかっこ良く、かつ可愛かったです。

堤さんのお父さんぶりもなかなか。ヘタレなお父さんだったり、大人だったり。同じく公開中の『姑獲鳥の夏』の京極堂(中禅寺秋彦)とは全く違った雰囲気ですね(笑)。

ストーリー的には、ボコられた娘の仇を討とうとする仕事一筋のサラリーマン(堤さん)が、偶然知り合った高校生(岡田君、他)の協力のもと鍛練して仇討ちの舞台へ-。その間に育まれる世代を超えた交流、友情、みたいな。

こうして書いてみると、けっこー暑苦しい(笑)もしくは"クサイ"設定な訳ですが、それが"クサク"なくさわやか過ぎず描かれています。とてもサッパリ感があります。サッパリだけどその奥にコクがある、って感じで。これではラーメンの感想のようだ。

周囲の高校生達があんまり熱くなく、冗談みたいにオッサン(堤さん)に協力してるって表現なのが大きいんでしょうか。良い子達です。

スンシン(岡田君)は熱いかもしれない。クールにしてみせてるけど。

特訓の初めの頃は、ブルース・リーごっこがしたいだけなんちゃうん?と友人と笑ってしまいましたが、最後オッサンが木登りを完遂してスンシンと二人語り合う場面はとても良かったっす。ごっこ、じゃなかった……。

前後省きますが-
オッサン「敵ばかりじゃないよ」
スンシン「早く強くなって、俺を守ってくれよ」

ってね---。つっこむまい、つっこむまいとしてましたが、私についてるいらん回路が働くっちゅーの……。
スンシンが強くなろうとした理由も悲しくも可愛かったり。

オッサンの敵となる高校生役の人もとてもうまかったです。脳みそ筋肉でできてるって感じがとてもよく出てました。あんなん側に来たら恐過ぎですね。


今期観た中で一番のお勧めです。まだ他のあんまり観てないですけど。
下手したら、とんでもなくこっ恥ずかしいことになってしまいそうなテーマが素晴らしいものになってます。
いやー、ほんま良かった。おもしろかった。感じやすい人は涙するかもしれない。

私は泣きはしなかったですけど、ある意味こっ恥ずかしく楽しく観ました。
ほんといらん回路の発動を抑えるの大変(笑)。何度、オッサンは妻子持ちよ、自分と娘の為に頑張ってんのよ、と自分に言い聞かせた事か。

それほどに岡田君のスンシンはかっこ可愛かったです。木陰で文庫本読む武闘派っていいねー。観てるこっちが暑苦しいかもしれない……。