友人と別れてから
五嶋さんがくるかもしれないなんて淡い期待が生まれていて、
『今日は寝ていい?』
『ダメだろ。
今のうちに寝とけ。』
『寝たら起きないよー。』
『遥なら起きるよ。』
…そぅかも。
週のど真ん中。
五嶋さんは私に会いに来た。
久しぶりに思いがけず会えて、
連絡がきて嬉しかった。
だから
素直に嬉しくて
幸せをずっと噛み締めていた。
「今日はご機嫌だな。」
「うん、
だって急に会えたから。」
「カワイイやつ。」
五嶋さんは以前にも増して伸びた私の髪を何度も何度も触る。
その触れ方が、好き。
とてもいとおしそうに触れてくれるから。
私、ずっと、このままでいたいんだよ。
無理だってわかってるんだ。
心底、わかってる。
五嶋さんがくるかもしれないなんて淡い期待が生まれていて、
『今日は寝ていい?』
『ダメだろ。
今のうちに寝とけ。』
『寝たら起きないよー。』
『遥なら起きるよ。』
…そぅかも。
週のど真ん中。
五嶋さんは私に会いに来た。
久しぶりに思いがけず会えて、
連絡がきて嬉しかった。
だから
素直に嬉しくて
幸せをずっと噛み締めていた。
「今日はご機嫌だな。」
「うん、
だって急に会えたから。」
「カワイイやつ。」
五嶋さんは以前にも増して伸びた私の髪を何度も何度も触る。
その触れ方が、好き。
とてもいとおしそうに触れてくれるから。
私、ずっと、このままでいたいんだよ。
無理だってわかってるんだ。
心底、わかってる。
大学時代の友人と久々に会い話していると、
「遥ちゃん、携帯鳴ってる。」
「あ。
って、ぇ!?
五嶋さんだ」
「五嶋さんて不倫の?」
「そうそう。」
どうやら五嶋さんはこれから会社の人と飲むらしい。
私がその場にいるのかの確認連絡。
…というか会いたかったのかな?
なんて。
彼女には全てを打ち明けていて、
五嶋さんとのことを惚気られる数少ない友人の一人。
きっと五嶋さんとのことを話している友人には
半ば呆れられ、心配させているだろう。
ごめんね。
でもこんなでもね、
幸せなんだ。
何をされても嫌いになれないほど
愛している人と少しでも一緒にいられて
少しでも愛されてるんだ。
それだけでも泣きたいくらいなんだ。
だから、もう少しだけ。
「遥ちゃん、携帯鳴ってる。」
「あ。
って、ぇ!?
五嶋さんだ」
「五嶋さんて不倫の?」
「そうそう。」
どうやら五嶋さんはこれから会社の人と飲むらしい。
私がその場にいるのかの確認連絡。
…というか会いたかったのかな?
なんて。
彼女には全てを打ち明けていて、
五嶋さんとのことを惚気られる数少ない友人の一人。
きっと五嶋さんとのことを話している友人には
半ば呆れられ、心配させているだろう。
ごめんね。
でもこんなでもね、
幸せなんだ。
何をされても嫌いになれないほど
愛している人と少しでも一緒にいられて
少しでも愛されてるんだ。
それだけでも泣きたいくらいなんだ。
だから、もう少しだけ。
金曜日。
今日は彼から連絡がくる気がしてた。
いつかはわからないけど、
なんとなく、来るよね。
って。
会いたかったけど
会いたくなかった。
今日会ったら、
別れ話する
って決めていたから。
別れたい気持ちと
別れたくない気持ちが同居して
混乱していた。
…そんな時
『今日は
』
いつものテンション過ぎて逆に苦しい。
『くるの遅い?
明日朝早いから遅いなら今日はやめて』
『ふーん』
この言い方は来るな…
まぁこれが彼らしいんだけど。
夜中、彼は来た。
「待ってたんじゃん」
「違うし」
「なにそれ」
「家に来られたらあげないわけにはいかないじゃん」
「そだな」
いつもの通り
彼の服をたたみ、
クローゼットにしまう。
苦しい。
どうやって、
彼に別れを告げればいい?
「どしたん?
またいつものツンデレプレイ?」
…んなプレイあるか!
「違う」
「じゃぁなに?」
「……………
離れたい。」
「ダメ。」
即答。
「何でよ」
「だって、遥
本気じゃないでしょ?
だからダメ。
つーかムダ。」
あれこれと話してももう無駄だった。
私自身が嫌いになっていないことに加え、
彼も私を離したがらない。
終には
「棄ててほしい」
って伝えたけど。
彼は私を離さないみたい。
結局は彼も私を好きなんだろうか。
彼は本気で私が別れを告げたら別れてくれるだろうけど
本気で好きな人ができるまでは離れないらしい。
今日は彼から連絡がくる気がしてた。
いつかはわからないけど、
なんとなく、来るよね。
って。
会いたかったけど
会いたくなかった。
今日会ったら、
別れ話する
って決めていたから。
別れたい気持ちと
別れたくない気持ちが同居して
混乱していた。
…そんな時
『今日は
』いつものテンション過ぎて逆に苦しい。
『くるの遅い?
明日朝早いから遅いなら今日はやめて』
『ふーん』
この言い方は来るな…
まぁこれが彼らしいんだけど。
夜中、彼は来た。
「待ってたんじゃん」
「違うし」
「なにそれ」
「家に来られたらあげないわけにはいかないじゃん」
「そだな」
いつもの通り
彼の服をたたみ、
クローゼットにしまう。
苦しい。
どうやって、
彼に別れを告げればいい?
「どしたん?
またいつものツンデレプレイ?」
…んなプレイあるか!
「違う」
「じゃぁなに?」
「……………
離れたい。」
「ダメ。」
即答。
「何でよ」
「だって、遥
本気じゃないでしょ?
だからダメ。
つーかムダ。」
あれこれと話してももう無駄だった。
私自身が嫌いになっていないことに加え、
彼も私を離したがらない。
終には
「棄ててほしい」
って伝えたけど。
彼は私を離さないみたい。
結局は彼も私を好きなんだろうか。
彼は本気で私が別れを告げたら別れてくれるだろうけど
本気で好きな人ができるまでは離れないらしい。