※当日の事を振り返り投稿しています。
赤ちゃんの心臓が止まっている事が分かり、先生から母体への感染リスクと赤ちゃんの両方を考え、なるべく早く処置をする必要があると言われました。
まだ赤ちゃんが亡くなったという現実を受け入れられないのに、処置の話なんて。。。
残酷ですよね。
妊娠12週を過ぎての流産・死産は、陣痛を起こして誘発分娩で出産をしないといけないそうで、4日程入院しないといけないとのこと。
入院は一番早くて週明けから。
でも、もし無痛分娩を考えているなら月末でないと対応できないと。
今既にこんなに悲しくて辛くて苦しい上に、激痛の陣痛を耐えて、亡くなった赤ちゃんを出産するなんて私に耐えられるのだろうか・・・。
無痛分娩にした方が、その後の悲しみや辛さを考えるとマシなんだろうか・・・。
旦那と泣きながら話し合いましたが、なかなか結論が出ない。
出来るなら赤ちゃんとこのままずっと一緒にいたい。
でも私が今赤ちゃんにしてあげられる事は少しでも早く、綺麗に産んであげること。
それ以外に私が赤ちゃんにしてあげられる事はもう何もない・・・。
もっともっと一緒にいたいけど、陣痛の痛みも産んだ後の心の痛みも本当に怖いけど、でも私が赤ちゃんにしてあげられる事をしようと思った。
今まで4か月頑張ってここまで大きく成長してくれたんだもん。
少しでも綺麗に産んであげて、頑張ったねって言ってあげたい。
頑張ったねって早くヨシヨシしてあげたい。
だから無痛分娩は選ばず、週明けから入院して普通の誘発分娩で産むことに決めました。
なんとか決断をしましたが、放心状態の私達はその後採血をするのを忘れてきたことに気づき病院に戻り、今度はお会計をするのを忘れたまま帰ってしまいまた病院まで戻り・・・。
2人してもう頭が動かないね、と笑い、
こんな時にもグゥと鳴るお腹を見て笑い、なんとかお家に帰りました。
両親、親族に電話で伝え、みんなを大号泣させてしまいました。
30半ばを過ぎた私達なので、妊娠が分かって親も親族もそれはそれは大喜びで。
みんなごめんね、赤ちゃんを守ってあげられなくて・・・。
もうこの日の事はここから覚えていません。
どうやって家に着いたのか
どう夜をすごしたのか
どう寝たのか・・・