水が不足していないドイツと内陸部の干ばつが深刻なオーストラリアでは、住民の節水意識は全く違うのだろうか。日 本留学生がエアコンの代わりに冷却ジェルシートを使うのとフィリピンの貧民が「キャンドルディナー」をするのでは、どの節電方法が「泣くにも泣けず笑うに も笑えない」状況か。
ドイツ:節水は値上げで行わない
ドイツは長年にわたって十分な雨量があり、豊富な地下水によって生活用水は保障されている。ドイツ政府は値上げで使用量を制限していない が、近年の毎日の1人あたり平均使用量は減少している。統計によると、水使用量は1990年の147リットルから2012年には122リットルに減少し た。
ドイツ政府は主に節水
技術と製品を普及
させて節水を推
し進めている。たとえば、便器に大小2つのボタンをつけて流す水の量
を大と小で分け る、入浴は浴槽を使わずシャワーにする
ように呼びかけてシャワー設備には一時停止スイッチをつける、節水型洗濯機の購入を呼びかけるなどしている。合理的 な水利用、環境保護はドイツ人の自覚的な行動と共通
認識になっている。