人をイラつかせる天才 | 繭の夢

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犬、手芸、読書、クラシック音楽、絵画、映画…好きなことを、気まぐれに。

夫のこと。


夫は今夜は仕事仲間と飲み会だった。

うちは23区内、飲み会の場は横浜。


夫は大酒飲み。

電車で帰ることを考えて飲めばいいのに、そんなスマートなことはできない。正体不明になるまで飲む。

それで電車を乗り過ごすことや、財布や携帯を落とすことなんてしょっちゅう。

帰宅後にフラフラし、よろけてテレビにぶつかり壊したこともある。

 

新宿駅の交番から、「ご主人、財布と携帯を落として帰れないそうです。どうしますか? 迎えに来れますか?」と電話がかかってきたこともあった。

「迎えになんていきません。仕方ないのでタクシーで帰ってくるように言ってください。ついでに頭を引っ叩いておいてください」と答えた。


川崎から京浜東北線に乗り、品川で乗り換えなければならなかったのに、寝過ごして終点の大宮まで行ったこともあった。

その辺で朝までやりすごせばいいのに、タクシーで数万かけて帰ってきやがった。


北区あたりだったらまだ良かったのだが、うちは23区の西の端。深夜にタクシーで東京縦断とは。


今夜も電車に乗ったまでは良かったのだが、寝過ごして都下まで行ってしまい、先程タクシーで帰ってきた。

いくらかかったの?と聞いても会話にならず、ソファーに倒れ込んで寝てしまった。

大イビキをかいて呑気に眠っている姿を見て、殴りたくなった。


飲んで終点まで行ってタクシーで帰ってくるなんて、ドブにお金を捨てることに他ならず、本当に腹立たしい。


私はお酒が飲めない。

体質に合わないので飲むと過呼吸になるし、そもそも味覚が子供なので、お酒が美味しいと思えない。


だから自分が酔っ払うことはないし、酔っ払いの相手をするのは苦痛でしかない。

キレイな飲み方ならいい。でも夫は違う。


こういうところも本当に合わず、離婚したい理由の一つ。


周りに迷惑をかけて、尻拭いさせて、ケロッとしている。

ある意味幸せな生き方で、羨ましい。


深夜に愚痴を失礼しました。


話変わって、どちらもフルシリコンの女の子。

ブルーの子は鼻が高くて上品な顔立ち。将来清楚な美人さんになりそう。


小さい方は20センチで、初めて購入したドール。

届いた時は、世の中にはこんなに小さいのに巧緻な人形があるのか!と驚いた。

半開きの口に、笑顔ではなく不機嫌そうな表情が、妙にリアル。



私のドールコレクションはこの子から始まった。