昨夜23時あたりから本やネットを適当に眺めつつ、耳鳴り(あの現象)に悩まされてつつ、細いピアノ線みたいな物で首元の背中側から左膝にかけて身体の中を物凄い速さで刺された様な激痛が走り、思わず「うわーっ!」と叫んでしまった。
ここまでハッキリと分かる高いレベルの激痛はいつぶりだろか。2ヶ月ぶりか?。

時間にしてランダムな間を置いて身体中あちこちの方角から↑のような長い針で刺された様な痛みがズバズバと襲って来るので、痛む度に「ぐあっ!」などと声が出た。
夜に大声は出すまいとタオルを口の中に押し込んで声を殺した。

待っていたかの様に下階のジジイがかなりヒステリックに壁ドン天ドン。
ベランダから「やるやっか」(やるじゃねえか)と深夜にしては大きめの声で明らかにこちらの上の階に向けて言って来た。

【絶対に反応してはいかん!】という事は今まで散々自分に言い聞かせて来た事、例え意識が遠くなるほど痛みで苦しくなっても絶対にこいつらに受け応えしたり、感情を表す反応をしないと決めているのでとにかく耐えた。

いつもよりレベルがかなり高かったので気絶寸前の感覚を行ったり来たりした。

適当に携帯をいじったり普段見もしない市民便りなどを読んでその動揺を誤魔化した。


時間は覚えていないが、多分02時ぐらいか、ようやく這って風呂場まで行き、玄関口の上にあるブレーカーを気休めとして落とし、重曹と塩を大量に頭から浴びた。これも気休めの一つ。

携帯で音楽を流したり他の被害者さんの記事などを読んだ。

起床5:00の時計と携帯のアラームでそこで寝ていた事に気付く。

服を脱いでシャワーを浴びようとしたが身体に力が全然入らなかった。

なんとか身体を洗い流し、制服に着替えそのまま会社へ向かった。
かなり歩くのが遅くなると分かっていたので朝食や弁当の支度などはしなかった。

怪訝な目で私の方を見ていた犬を連れた散歩中の人と目が合ったが、軽い会釈をして無視して歩いた。
朝から道を壁伝いを頼りにヨロヨロと歩いてりゃ当然人は見る。それだけの事。

もう休み休み歩いて行こうと思った。
到着が遅れると思ったのでAM6:03に会社の者にその旨を報告。
(定時は8時)

どうにか時間内に到着。
事務所のコーヒーが珍しくできていたので飲んだ。
従業員に顔色を疑われたが平気だと嘘をついて誤魔化した。

が、その後バレた。

つづく