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前田様とたくろーさんと鈴川トレーナーの対談本!!!
まず【過去にあらがう】っていうタイトルでもはや胸がいっぱいに。(。-_-。)笑
カープファンとしてスルーするわけにはいかない神、前田様の存在。
それはもう引退の時もブログ「おつかれさまでした」に書きましたが、私が何をエネルギーに前田さんを応援していたかというと「夢を与えてもらっていた」から。
打って守って走れる体に生まれて、でもその体はケガをしやすくて、
それでも何度も戻ってきて"復活"という夢を見せてくれた前田さん。
アキレス腱が断裂したって、
2000本が打てる。
24年もプロ生活ができる。
打率3割を残せる。
「やっぱり前田様は天才!!(ノ´▽`)ノ」と誇り高く思い、
「ケガで苦しんでる選手の希望になっているはず」なんてより崇めていましたが
よく耳にする"前田さんは天才と言われるのを嫌がる""言われると黙ってしまう""取材では禁句"
という話を聞いて
「なんでだろう??(*・o・)」と思っていたわけです。
「自虐的な人だし過度な謙遜かな。」と勝手に解釈していました。
その理由がこの本を読んでやっとわかった気がしました。
とにかくプライドが高い!
あらためて感じました。
納得いくプレーのレベルがとても高くて、プロ野球選手として求められているとするレベルもすごく高い。
だからケガ以前のプレーができないことは"屈辱でしかない" ということ。
「そんな!!」と言いたくなる気持ちを抑えながら読みすすめるうちに、
立派な過去を持つ人の苦しみって、それはそのひとにしかわからないものだよなぁという思いに至りました。
練習をハングリーに求める姿勢や過酷なリハビリのお話がとても生々しくて。
前田さんの敵はケガ以降、相手チームではなくて常に自分だったのかなぁなんてこともあらためて感じました。
そんなことを感じてから
引退後振り切ったようにお茶目全開な前田さんの姿を思い返すと微笑ましい気持ちでいっぱいになります。(´▽`)ノ
頑固で卑屈で侍な前田様も、チャーミングでゴルフ大好きおじさんな前田さんも
どちらも素敵です!。・:+°
そして過去にあらがっていたのは前田さんだけでなく横浜優勝メンバーの琢朗さんも同じで。
ところがまた琢朗さんと前田さんは全くタイプが違うので明るくいい感じに気の抜けた会話になっていました。笑(*˘︶˘*).。.:*♡
それにしても、チームの内側どころか前田さんや琢朗さんの筋肉について語れて、今は外から客観的にもカープを語れる鈴川さんの話がとてもリアルです。
入団の経緯もあらたに知って気持ちの熱さに感動しました。・:+°
トレーナーならではのエピソード、特に緒方さんと前田さんの裏話はファンにはたまらないですよ♡
今度、緒方大好きけーちゃんには読ませてあげないとです♪
裏話もあれば現役選手への貴重なアドバイス、メッセージまで込められている本なので沢山のひとに読んでもらいたい本でした。
真面目に感想は書きましたがとにかく会話はゆるめです。笑
天才で侍と言われた前田さんはいつも打席前「やばい、やばい、どうしよう、もうなんだよ、立ちたくねーなぁ」と言っていた。笑
その頼りない言葉と、そこまでに入念にされた準備のギャップ。
たまらないです♡ヽ(´▽`)/