家の棚を整理していたら、母が読んでいたらしい本が出てきました
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年始に読んだ『ブラックジャックによろしく』に脳死移植の話があったので
脳死、移植という文字に反応してひらいてみると
導入から引き込まれてしまい思わぬ夜ふかしになってしまいました。
![aya](https://emoji.ameba.jp/img/user/ay/aya---world/1196466.gif)
![お月様](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/171.gif)
普段は持ち歩かないハードカバーをかばんに入れて翌朝の通勤時からまた読みふけりました
![電車](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/126.gif)
私はこの著者を知らなかったのですが、職場で一回り上の方からは
『柳田邦夫読んでるの?渋いねぇ』と言われて有名な方だと知りました。
『国語の教科書に出てくるよ~』と言われ、
そこから思い出深い教材の話になり
スイミーやごん狐の話題で盛り上がりました
![hosi](https://emoji.ameba.jp/img/user/lo/lovemilk-1127/4245807.gif)
![星](https://emoji.ameba.jp/img/user/ch/chocolate-potato/641302.gif)
おじさんの傘とか、かさこ地蔵とか
色々思い出して懐かしくなりました
![はーと](https://emoji.ameba.jp/img/user/no/nontyan0523/4245821.gif)
話を戻してこの本ですが
最初はフィクションだと思ったぐらいの劇的な展開に引き込まれました。
うつ病、闘病、家族の死、脳死、臓器移植の意思、遺族の葛藤…
昔の自分なら心が重くなりすぎて読みきれなかったと思うのですが
身を削る覚悟が感じられるような文章に
大事な何かが伝わってくるような気がして、異例の早さで読みきりました。
読んでいるうちから、今までの脳死に対する考え方がとても知識足らずだったことを感じました。
合理的に考えていたつもりでも、事実の側面しかみていなかったように思います。
自分ではなくて家族だったらと考えると
とてもややこしくって
家族への思いもひとによって変わるだけに、簡単に語れるようなものではないと本当に思いました。
もちろんこの本だけでは勉強が足らないと思うので
自分が納得できるまで調べてから、
家族と大事な人にだけ、自分の意思を伝えておこうと思いました。
そのきっかけになる素晴らしい本だったと思うので紹介します
![キラキラあお](https://emoji.ameba.jp/img/user/mo/momochy/1913079.gif)
追記☆コメントにいただいたのですが、国語の教科書に出てくるというのは柳田国男という別の方のことかもしれないです。遠野物語の人ですね~
![aya](https://emoji.ameba.jp/img/user/ay/aya---world/1210813.gif)
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