潮の香りが あの季節に引き戻していく

髪を伸ばしたあの頃の君
海に見えた


忙しそうに 一日が過ぎ
溜め息をついて

優しく僕に 微笑みかける
君が好きさ
燃え尽きてしまった恋花は静かに
別れ歌うたうの 疲れたまんまで

二人で心重ねたけれど 大きな花を咲かせすぎた
無理に向ける この背中を見られたくはないから

生まれて初めて辛い こんなにも別れが