子供たちは、朝にグループレッスンを行っています。
全員、ポジションチェンジの練習が始まりました。
持ち方がきちんと出来ていないとダメなので、一人ずつレッスンでもフォローします。
そのあと、イベントに。
その話は次にしまして…
夜のレッスンでは、レッスンしつつ、楽器の弾き比べ会になりました。
楽器に付けるパーツもそれぞれ違うので、拘りだすときりがないのですが…
同じ楽器でも弓を変えるとどうなるのかとか、同じ弓でも指一本分持つ部分を変えるとどうなるのかとか。
そもそも、楽器が鳴るという感覚が、良い楽器を弾くことで、今まで違う鳴らし方をしていたようだと気付くこともあります。
また、私はバロックボウを持っているので、それも試してもらいました。
モダンの弓と同じように弾いても全然ダメで、鳴らし方のコツや、弓の得手不得手が全然違うので。
生徒さんの楽器をバロックボウを弾くと、
「自分の楽器がこんな音がするとは思わなかった」
雑音が少なく、素朴な音が力強く鳴ります。
意外と音が出るので驚かれますが、モダンボウのように弓の先まで力強い音を出すことは無理なので、例えばこの弓でチャイコフスキーを弾いたり出来ないことは分かると思います。
モダンボウの創始者はトルテさんですが、このトルテさんのお陰で音楽の作り方も変わっていったとも言えるのではないでしょうか。
モダンとバロックボウでは長さもこれくらい違いますし
フロッグ部分もこのように作りが違うので、モダンだと大きな音、均一な音が出せるのも納得だと思います。
こんな経験が出来る時もあります
