この日はピアノの川田麻優子さん、孝子由夏さんと一緒に、ピアノトリオを中心としたプログラムでお送りしました♪





ピアノのお二人のコメントを掲載します☆


川田麻優子さん

初めてのピアノトリオ。
弦楽器とアンサンブルをするということ自体­初めてで、慣れないことばかりでしたが
ヴァイオリンの納庄さん、チェロの木谷さん­…たくさんの方のおかげで素晴らしい演奏会­を開くことができました。
今回モーツァルト、ベートーベンを中心とし­た古典派のプログラムでしたが、堅苦しさも­なく楽しく演奏できました。
次はロマン派などの曲もチャレンジしたい­です。



孝子由夏さん

室内楽は初めての経験だったので練習からと­ても緊張していたのですが、納庄さん、木谷­さんにサポートしていただいたお陰で、本番­は本当に楽しんで弾くことが出来ました。今­回の演奏会を通して、アンサンブルの難しさ­を知りましたが、同時に多くの喜びや楽しさ­を知り、更に音楽を好きになれたと思います­。貴重な経験をさせていただき、本当にあり­がとうございました。


とのことで、お二人からのメールやお客様の感想からも、お二人がとても楽しそうに演奏されていた事が印象的だったと言って頂いて、お二人の緊張を感じ、合わせたりリードしたりしながら演奏しつつも、お二人の楽しさやパッションが伝わってきて、私も木谷君も楽しく演奏させて頂きました♪


当日のチラシ、プログラムも掲載いたします♪

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さて、今回のフレンズのインタビューでも「相方は大事」というお話が出ましたが・・私の相方、木谷君が今回の演奏会を持って、演奏活動を一休みされることになりました!

当日もお話しましたが、弦楽器奏者は故障を抱える方も多く(特にチェロは・・)私も今までいろいろあり、これが乗り越えられなかったら演奏活動はやめよう、と考えたりしたことも何度もありましたが、木谷君は今回、今までやって来られた事を活かした就職先を見つけられました。

木谷君は技術や歌心で存在感がある演奏者というよりも、いつも勘がするどく、ピアニストを中心とした演奏会が多い中、当日も様々なミスは付き物ですが、とっさの判断で私がパッとピアノに付けても必ずすぐに付いて来てくれ、いつもスコアをきちんと読んで真面目に参加してくれるので信頼してお願いしていた相方でした。

彼としばらく共演出来ないのは残念ではありますが、また様々な方とご一緒しつつ、いつかお互いさらにパワーアップして、木谷君とも共演出来たら良いなと願っています。


それでは以下、木谷君のコメントです。


本日演奏会にお越しいただいた皆様、ありが­とうございました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私­は本日をもちまして演奏活動を休止させてい­ただきます。
というのも、以前から体の調子が悪いところ­があったのですが、最近悪化してまいりまし­たので演奏活動に支障が出てくるようになり­ました。
しかし、あまり無理をせずに自分のペースで­弾いている分にはあまり問題はないので、自­宅での演奏活動(ただの練習ですが)は続け­ていこうと思っています。

チェロという楽器を始めて約10年が経ちま­したが、始めるのが遅かったというのもあっ­てこの10年間は走り続けて来た様な気がし­ます。
4月からは、走り続けた事によって気がつけ­なかった事や出来なかった事を一つ一つ自分­の糧に出来る様に楽器を弾きたいと思ってい­ます。
もともと人前で演奏するというのは実はあま­り好きではなくて、読書をするように楽器を­弾くのが好きなのでその様に楽器を弾けると­いうのはある意味楽しみでもあります。

最後になりますが、私はトリオやカルテット­といった編成の曲が一番好きで、そんな曲を­演奏する機会を作っていただいた納庄さんを­はじめとする共演者の皆様、そして演奏会に­お越しいただいた皆様本当にありがとうござ­いました。