日経平均の保合いパターンが“代表的な中段保合いパターン”のどれにも該当しないので興味深く観察しています。
株価急落後に『フラッグ型』が現れる時は、上値と下値がともに切り上がるものの最終的に下放れる『下降フラッグ型』が多いのですが、日経平均が描いているのはは上値と下値がともに切り下がるフラッグ型。株価が大幅上昇した後にこの形が現れると最終的に上放れする『上昇フラッグ型』となりますが、大幅下落後なのでそれには該当しない。大変珍しい形だと思います。
強いて言えば『下降三角形型』に一番近い?本来なら下値支持線が水平になるはずが、それを維持できないほど売り圧力が強い、とか。
このままこの美しいフラッグ型を継続すると仮定して、次に上値抵抗線と接触するとしたら9/18と9/24に開けた窓(9/18安値18069.5円)近辺か?果たしてそこまで上昇するエネルギーがあるのでしょうか?
いよいよ力尽きて大きく“放れて”しまうのか、何とか規則正しく上値・下値切り下げを継続していくのか。やはり昨年10/30~11/4に開けた2個の“窓”が気になります。爆下げするのは『日経平均採用銘柄』だけにしてほしい・・・。