AIが発達している昨今
思う事があります。
数ヶ月前に テレビで『出川一茂ホランの会』
という番組で 中に入ると泣いてしまうという
評判のBOXにホラン千秋さんが入り体験するコーナーがありました。
ホラン千秋さんが、感動して泣き崩れてBOXから
出て来ました。
ベタ褒めシャワーBOXという物で年齢
性別職業を打ち込み 簡単な質問に回答すると
全国から集めた その人だからささる 褒め言葉
を、AIが自動的に判別するのだそうです。
ホランさんも いい感じの音楽といい感じの
映像と褒め言葉で ぐっと来て号泣になってしまったようです。私の頑張りを見てくれている人がいるということは、嬉しいですよね
実際の所
AIの言葉に泣かされた事を知り 『なんだ、AI
かよ』と言っていました。聞いたら、がっかりですよね
今や、小説家が小説を書く時にもAIを取り入れて作る部分もあるとか。。。
なんだか、
AIに、騙されても素人では、分からない世の中になりましたね。使い方を間違えるとAI依存性に
なってしまうのでは ないかと 心配にもなります
AIだけに 限らず いろんな面で世知辛い
世の中だな と感じているは
私だけでしょうか。。。
茨木のり子さんの詩を紹介します
自分に渇を入れてくれる この詩
好きなんです
自分の感受性くらい
茨木のり子
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
どうでしょうか？
朝から 目が覚めるような
強烈な詩
ではないでしょうか
今日も
みなさまにとって
良い一日になりますように