【映画「ブラック・スワン」上映中にポップコーンを大音量で食べていた男、注意した男性を射殺する】


ポップコーンと言えば音が出にくい映画のお供の定番スナックですが、
それを周りの観客をいらつかせる程の大音量で食べていた男が、上映後にその行いを注意した男性を射殺するという事件が発生しました。

事件現場で上映されていたのは、日本では2011年5月13日(金)から上映される予定となっている、ナタリー・ポートマン主演の「ブラック・スワン」。
注意してきた人を撃つというのは常軌を逸した行動ですが、一体どうしてこのような事態になってしまったのでしょうか。

ラトビアの首都・リガにあるシネマコンプレックスで、「ブラック・スワン」の上映中にポップコーンを大きな音を立てて食べ続けていた男が、
マナーの悪さを注意した男性を射殺しました。当初の報道ではポップコーンを食べていた男性に対して、男が注意した上で射殺したと報じられていましたが、
23日夜に地元ラトビアのポータルサイト「Rus.db.lv」が報じたところによると、実際はポップコーンを食べていた男が注意を受け、いさかいの末に注意した男性が射殺されるに至ったということだったようです。

警察は同じスクリーンで映画を見ていたNikolai Zykov容疑者(27歳)を、Aigars Egleさん(42歳)を撃った疑いで逮捕しました。
目撃者の女性によると、Zykov容疑者はEgleさんの真後ろに座っていて、映画が始まってからずっとポップコーンを音を立てて食べたりしゃべったりし続けていたそうです。
映画のエンドロールが流れたころに耐えかねたEgleさんが「うるさい!」と抗議し、Zykov容疑者の持っていたポップコーンの袋をひったくって投げ捨てました。

するとZykov容疑者は飲んでいたビールのグラスをEgleさんの頭に乗せ、「もう空だよ」などと言ったことからEgleさんは激高、殴りかかろうとしたのかいすの列を飛び越えようとしました。
その瞬間銃声が響き、Egleさんの体はかしいで、目撃者の足元に倒れ込みました。
目撃者はあわてて自分の子どもを連れて逃げようとしましたが、上着をシートに忘れたことに気づいて引き返したところ、その上着はEgleさんの下敷きになっていて、血まみれとなっていたそうです。

映画館で静かに映画を鑑賞するのは暗黙のマナーで、それを破っている人に対して注意するのもごく普通の行いだとは思うのですが、
それによって命を落としてしまうというのは本当にやりきれないものがありますね……



こんにちは。

むぎです。

まったく・・・、なんて事でしょうか。