【速度違反をなくすために「スピード」という町が改名、その名も「スピード・キル」に】
オーストラリアにある「スピード」という名前の小さな町が、スピードの出し過ぎによる無謀運転を減らすために、
町の名前を「スピード・キル(speedkills)」、すなわち「スピードは人を殺す」という名に変更する予定だということです。
物騒な名前ではありますが、これにはスピード違反に対する罪の意識をもっと根強く持ってもらおうという意図が込められていて、
現在Facebook上のページには約3万4千人の支持者が集っているということです。
片田舎の町が打って出た、大胆な交通安全キャンペーンは以下から。
オーストラリアの「スピード」という町が、安全運転を促すために、町の名前を「speedkills」と変更する予定があることが明らかになりました。
「スピード」はビクトリア地方の片田舎にある、住民がたった45人という小さな町。
田舎道での事故を少なくし、スピードの出し過ぎによっておこる事故への意識を高めるために、2011年3月に町の名前を変更する予定だということです。
「飲酒運転に関しては、多くの人が社会的に許されざる行為だということを認識しています。
しかし、スピード違反に関してはそれほど意識されていません」と、TAC(交通事故委員会)の社会貢献部門のリーダーであるPhil Reed氏は語っています。
「我々の目標は、スピード違反の問題についての社会的な認識をもっと高めることです」
目標達成のため、「スピード」の改名に関してテレビやFacebookなどのを通じて呼びかけ、
もし1万人の支持者が得られたら改名を実行するという条件を掲げたところ、それから24時間もたたない内に1万人以上の支持を得ることができたということです。
今のところ、Facebook上では約3万4千人の人々がこの呼びかけを支持し、ています。
TACのスポークスウーマン・ Sarah Hendersonさんは、「私たちは、国道を走る人々が速度を落とし、安全運転に徹することを望んでいます」とコメントしています。
BITREによると、2010年2月から2011年1月までの間に交通事故による死者は1329人となっていて、
前年比では11.5パーセントほど低下しているそうですが、さらに安全運転を徹底していくようです。
名は体を表すとは言いますが、改名によって安全運転にどれ程の効果があるのか気になるところです。
こんにちは。
むぎです。
この話題の町の名前に驚きました。
のほほんです。