【4月1日からの高速道路料金、どうなる?】
4月1日から始まる予定の高速道路料金の概要が発表された。最も大きな変更点は「平日2000円走り放題」の導入である。
現在、1000円走り放題となっている土日祝日の交通の流れを見ると、朝夜を中心に激しい渋滞となっています。トラックの運行や定時到着率に支障をきたすほど。
現役を引退した世代など、本来なら余裕を持って回れる平日の観光地の方が望ましいのだけれど、高速道路料金の関係で混雑する休日に利用は集中。
これを何とかしようということから、平日も2000円(軽自動車は1000円)の上限料金とした。平日の走り放題はETCの利用を前提としていない。
また「エコカーは軽自動車と同じく上限を1000円とする」というシステムも織り込まれている。
ETC車載器に登録されている識別コードの中にエコカーというフラッグを入れるそうな。
したがって該当するエコカーはETC車載器の再セットアップが必要になるので注意。
エコカー料金の適用を希望するなら、ディーラーやカー用品に代表されるETCのセットアップ業者に行き、
エコカーであるという情報を読み込ませた「セットアップカード」(ETCカードと同じ形状)を車載器に差し込む。
料金は通常の再セットアップと同じ3000円くらいになるか?
またエコカー登録したETC車載器をエコカー以外に搭載すると通行料金は1000円上限になるが、それをやると「詐欺」扱いになるので注意すること(普通のクルマとの料金差1000円分)。
エコカー料金は準備に時間が掛かるため夏くらいからの施行になるという。
中型車以上のトラックについては走り放題の料金設定無し。ただ、通行量が少ない区間を中心に夜間の通行料を無料にする。
通行する区間と時間帯によっては通行料金の大幅な削減も可能。このあたりは無料化区間や夜間無料化区間の情報をキッチリ集めて欲しい。
短距離利用や走行時間帯の割引などは従来取り。ETC利用者に対する東京や大阪圏の大都市料金も残すという。
例えば休日の昼間に練馬から群馬県の前橋まで行くと1600円(平日の同じ時間だと2300円)。
練馬から東松山までの600円が大都市料金として上乗せになるためだ。
4月以降はどうか? 休日の1600円は変更無し。平日の2000円走り放題が始まっても2300円のまんま。
東京や大阪圏に住んでいる人なら、140km以上利用しない限り2000円走り放題のメリットは受けられない。結論から書くと「エコカーを除き、あまり関係ないですね」。
そうそう。首都高に代表される都市高速は来年あたりをメドに距離性を取り入れられる。
首都高だと700円の均一料金が500~900円になる模様。現実問題として近距離の利用者など少ないだろうから、値上げということになる。
デフレの世の中でよく値上げなど出来るもんだ。KYです。
さらに追記。エコカーの対象モデルは10・15モード燃費20km/L以上という事前情報も流れていたけれど、
重量税などの「免税車」となり、ハイブリッドカーと電気自動車、クリーンディーゼル、プラグインハイブリッド、天然ガス車の3タイプに限定される公算大。
こんにちは。
むぎです。
安くなるのはありがたいです。
でも、基本は無料化ですよね。
のほほんです。