【合格率UPを目指す!受験直前の睡眠&目覚めのコツ】


試験で実力を発揮したければ、グッスリ眠って本番に臨むのが一番。
一夜漬けの知識は、忘れやすくて身につきませんし、睡眠不足で脳の働きが落ちてしまうのは避けたいものです。
受験生には特に大切な、受験前夜の睡眠のコツをご紹介します。

実力を発揮するためには睡眠がカギ

よく眠ると、勉強の成果が発揮しやすくなります
単語を記憶してから12時間後に単語を思い出すテストをすると、記憶してからテストまでの間に眠ったグループは眠らなかったグループに比べて、明らかにテストの点数が高くなります。
これは、睡眠中に記憶したことが脳に定着しているためです。

睡眠不足は記憶力だけでなく、覚醒度や集中力にも悪影響を与えます。いつもは8時間眠っている人が睡眠を2時間削るだけで、体重1キログラムあたり0.54グラムのアルコールを飲んだのと同じ眠気が起きます。
このアルコール量ではほろ酔い状態となり、道路交通法によって酒気帯び運転あるいは酒酔い運転で検挙されてしまうほどです。

受験日に風邪をひいてしまうのも避けたいところでしょう。
細菌やウィルスに対する抵抗力は、睡眠中に維持・強化されるため、睡眠時間が減ったり細切れにしか眠っていなかった場合、身体の抵抗力が落ちて、風邪にかかりやすく、かつ治りにくくなってしまいます。

受験生は勉強だけでなく、できるだけ睡眠に対しても注意を払った方がよさそうです。


ゆっくりお風呂でリラックス…受験前夜の入眠のコツ

シャワーで済ませず、湯船につかりましょう
受験日の前夜には、勉強よりも体調管理に力を注ぎましょう。
普段と同じように生活するのが良いのですが、緊張して眠りに付きづらい人も多いでしょうから、できればよく眠れるようになることをゆったりした気持ちで取り入れてみましょう。

遅い時刻にカフェインを摂ると寝つきが悪くなるので、夕食後はコーヒーやお茶などを飲むのを控えましょう。
ただしコーヒーの香りにはリラックス効果があるので、いつも眠気覚ましに飲んでいる人は香りをかぐだけなら良いかもしれません。

眠る前の1時間は、リラックスできることをしましょう。寒い季節には入浴がお勧め。38~41度のお湯に20~30分ほど入ると、心身ともにリラックスできます。
入浴でいったん体温が上がった後、体温が下がるときに眠気が強くなるので寝つきが良くなります。

睡眠にはリズムがあり、寝ついてから1時間半ごとに眠りが浅くなります。
起床予定時刻から6時間や7時間半を差し引いて就寝時刻を決めると、朝にスッキリ目覚められます。

ただし、受験日の朝に早起きしようとして、いつもの就寝時刻より2時間も前に寝ようするのは止めしょう。
普段寝ついている時刻の2~4時間前は、「睡眠禁止帯」と呼ばれる時間帯。このとき、体温は1日のうちで最も高くなり、覚醒度が最高になるのでなかなか眠れず、焦っていっそう眠れないというスパイラルに陥りがち。

布団に入ったら、もう悩んでも仕方がありません。
ゆっくり呼吸をして自分の胸の動きに注意を向けたり羊を数えたりして、「眠ろう!」「眠らなければ!」と無理に考えないようにします。

どうしても悩みや不安が消えない人は、受験に成功してハッピーになっている自分を想像してみましょう。
合格したらやりたいことや、そのときの自分の姿を、できるだけ具体的にイメージすると気持ちが楽になるはずです。


明るい光と朝食でスッキリ!……受験当日の目覚めのコツ

太陽の光が、合格へ導いてくれます
朝、目覚まし時計のアラームが鳴ったら、布団を蹴飛ばして一気に起きましょう。
部屋の明かりをつけ、カーテンを開けて日光を部屋に取り込みます。明るい光は体内時計を調整する作用があり、窓際や屋外で日光を浴びると目が覚めやすくなります。

朝ごはんは、なるべく食べましょう。脳のエネルギー源はブドウ糖だけなので、朝食を抜くと午前中の脳の活動が鈍くなってしまいます。
また、お腹に食べ物が入ると、胃腸にある体内時計が目覚めて、新しい1日が始まります。

朝食には、必須アミノ酸のトリプトファンを多く摂りましょう。トリプトファンは、乳製品や豆類に多く含まれています。
体内でトリプトファンから、気持ちを落ち着かせ、覚醒度を高める働きがあるセロトニンが作られます。

カフェインは、脳の中で睡眠物質の働きをブロックしてくれます。朝ごはんを食べられないときには、コーヒーやお茶を飲んでシッカリ目を覚ましましょう。
また、カフェインには、手足の血液の流れをよくする作用もありますから、寒い時期にはうってつけ。

グッスリ眠って気持ちよく目覚めたら、あとは実力を発揮するだけ。自分を信じて試験に臨んでください。


こんにちは。

むぎです。

普段から、コツコツと取り組む事が大事なんですね。

のほほんです。