7/25 Mon

研究室に入ったとき、誰もいなくて驚いた。Gさん、Nさん、Mはラットの世話に行っていたようだ。そして、ボスは私用のため不在だと聞いた。3人はさっさと消え、再び一人になった。研究室の吸引力はボスから発せられるものだと感じた。メソッドをまとめる気にはならず、図書館で本を借りたり、カップ麺を買いに行ったりした。研究室で一人で飯を食べ、ネットを遊んでいると、Uさんがやって来た。そのまま、一緒にアメーバピグやfacebookで遊んだ。Uさんはfacebookを始めた。さっさと帰るつもりだったが、結局19時半に下校。


7/26 Tue

14時過ぎに着き、メソッドをまとめた。MAOTPHがほぼ完成。次はGDHと思ったときに、ボスから召還され、実験について打ち合わせ。明日から3日間で、GABA-TGADGSの活性測定練習を行う。コントロールの脳を使い、反応時間や酵素濃度を変えて実験を行う。内標にはメチオニンスルホンを用いる。濃度計算がイマイチ分からなかったので、ボスから教えていただいた。そして、目的の濃度になるように試薬を調整。ボスからは「息が合わない」と言われ、ショックだった。まだ実験室や実験操作に慣れていないのはさておき、気配りが足りないと反省した。謙虚かつ快活になりたいのとは裏腹に、自信のなさからテンションが下がって声も小さくなった。その上、気も利かないなんて、社会人として情けない。もっと堂々としていたいなぁ。テンションが低いまま、Gさん、Uさんと一緒にラーメン屋へ。


7/27 Wed

今日からやっと実験だというのに、また寝坊。13時半過ぎに行き、まずGさんUさんとラットの世話。そして、試験監督から戻ったボスと一緒に、GABA-Tの活性測定。ボスと一緒にやると、自分の未熟さを痛感して恥ずかしい。プライドなんかない。分からないのに分かった振りして後で困るよりも、一時の恥ずかしさを気にせず、どんどん質問しよう。今までは酵素反応終了後のエッペンチューブだけ氷に突き刺していたが、試薬たちも全て同じようにする方がいいと学んだ。そして、氷ボックスごと持って、遠心機やインキュベーターのところへ行く。さて、今回は最初の実験、というか測定の練習なので、ちゃんと測れているかどうかを、反応時間やエンザイムソースの希釈率を変えて確認する。反応時間を変えるバージョンは、0分、10分、20分、40分、80分を2本ずつで、計10本。希釈率を変えるバージョンは、×2、×4、×8をそれぞれ0分と40分反応させるのを2本ずつだから、計12本。合計22本のエッペンチューブで酵素反応させる。10分のチューブの反応を止めるところまではボスと一緒だったが、その後は一人でやった。30秒毎にTCAを加えていくという時間との闘いなので、緊張する。その後、遠心分離した上澄みを、40μLずつ2つのエッペンチューブに分けた。これをpico tag化してHPLCにかけるわけだが、1本は予備である。合計を44本のうち、半分を乾固させて本日は終了。乾固機には40本しか入らないから、いっぺんに全部は無理。乾固にかかる時間は2時間くらいだから、午後から実験を始めた俺が2回も乾固機をまわしたら、帰りが夜中になってしまう。だから、残り半分は明日の午前にでも乾固させることにした。


7/28 Thu

午前から行って乾固機をまわすつもりが、やはり午後からになってしまった。今日はGADの測定だが、1回分の試薬量を算出していなかったので、ボスとMさんが話している時間をありがたく利用して検討。話が終わる頃、ちょうど試薬量を決定して、ボスと打ち合わせ。内標であるメチオニンスルホンをどれくらい入れるかとか。結局、昨日と同じ比率、つまりバッファーの1/100量を加えることにした。基本的に流れは同じだから、今日からはもう一人で実験できる。張り切って、最初に昨日の残りの乾固をしようと思ったら、乾固機が動かない。ボスに相談してお任せすると、どうやらベアリングが錆びていたようで、クレ556みたいのを使ったら直ったらしい。昨日のGABA-Tでは、エンザイムソース=脳の水ホモジネートだから、単に基質溶液と水ホモジネートを混合すれば酵素反応が始まった。でも、GADの場合、水ホモジネートに色々混ぜて、遠心分離した上澄みがエンザイムソースとなる。だから昨日よりも手順は少し複雑で、やや手間取った。ただし、ボスとの打ち合わせで、反応時間を変えるバージョンは40分までに、希釈率を変えるバージョンは×4までに変更したので、チューブが16本に減って、少し楽になった。乾固させるときも32本だから一度にまわすことができる。乾固を待っているうちに、ボスも含め皆帰ってしまった。俺はピグでのチャットなどで時間をつぶした。


7/29 Fri

実験練習3日目の今日は、GSを測定した。やはり午後からで、ボスとの打ち合わせはメチオニンスルホンを同じ比率にすることや、HPLCの設定について検討。HPLCの時間短縮のために短いカラムを購入する話があったが、どうやらカラムが短くなっても流速を遅くしなければならず、結局測定時間は変わらないらしい。だから、今まで使っていたやつでやることに。時間もほとんど短縮できず、1個のサンプルにつき、40分くらいかかる。さて、GSGADのようにエンザイムソースをつくるために遠心分離するが、このときに27000Gをかける必要がある。そのため、ボスから遠心管を使う遠心分離について説明を受けた。ただ、1本に300μLは少なすぎだと思い、ボスに最低容量を質問したところ、1mLくらいだということで、入れる量を増やして遠心分離した。遠心分離は30分かかるので、その間に基質溶液を調整しようと思ったら、ボスが過去に準備した試薬ビンの蓋(すりガラスのやつ)が開かない。中の空気を膨張させるためにビンを温めてみたがダメだった。ボスに相談したところ、ボスはすりガラスの部分をライターの火であぶり、いとも簡単に開けてしまった。全体を温めるとビンが割れる可能性があるので、部分的に温める必要があると学んだ。その後の酵素反応は順調に進んだ。乾固機をまわしているときに、ボスと来週のHPLCについて打ち合わせ。来週月曜は、午前中にHPLCバッファーABを作製する。午前中にね。で、とにかく酵素活性が測れているかを見たいから、全部のサンプルではなく、時間を変えたバージョンの8本×3酵素分=24本とスタンダード数本を測定することに。最後に、メチオニンスルホンのHPLC用スタンダードを調整。グルタミン酸等のスタンダードは、Gさんが作ったやつがあるそうだ。今日も乾固を待っていたら、最後の一人になってしまった。