5/9 Mon
初のゼミ担当の日。8時半ごろ来て、Mさんとスライドの打ち合わせ。で、少し早めにゼミ室に行き、機材の準備をして、軽くリハーセル。そして、10時からゼミ開始。人前で発表するには若干の準備不足と感じていたが、それなりに上手くいった。ゼミ室に微妙な雰囲気が漂ったのは、そもそも論文に謎が多かったためである。ボスからは「論文はよく読めている」と褒められた。


ボスが興味を示されたのは、次の点である。CMSを曝露させたoldラットにnNOS阻害剤である7-ニトロインダゾールを投与し続けると、グルタミン酸濃度がcontrol1/100くらいに減少する。そんなに低濃度で生きていけるのかという事である。さらに、7-ニトロインダゾールが安く手に入るならば、実際にやってみたらどうかとアドバイスされた。後でカタログで調べてみると、25mg11000円。投与量は20mg/day/kgらしいので、4週間も投与するのは高額である。その前に、本当にそんなことが起こるのか、他の論文をあたってみるのが先である。


終わり方がだらだらだったので、ボスがおっしゃっていたように、「インダゾールはいんだぞー!」とか言って締めれば良かったと反省した。とにかく、読書感想文と同じで、大事なのは論文選びだと学んだ。次回はもう少し論文を吟味できるようになりたい。


昼食後は、Mさんと実験室の掃除をした。さらに、Uさんの実験として、ボスがラットのオペをなさるところを見学した。研究室に入って初めて、ラットが使用されるところを見た。修羅場は、皮手袋でラットを背中側からきつく押さえるように握り(このとき、ラットはギャーギャー鳴いて暴れる)、腹腔内に麻酔のネンブタールを注射するところである。麻酔が効けば、生きてはいるが、何をされても、もうラットはびくともしない。1年生の時の生物学実習のように、ラットをコルク板に張り付けて、太ももの部分を開いた。


ここからは細部を操作するテクニックが必要とされ、ボスでも少し手間取っていた。すなわち、細い血管を糸でしばって切断したり、細いチューブを差し込んだりした。そして、静脈にBPAを投与し、一定時間ごとに動脈から採血した。動脈につないだチューブがはずれそうで危うかったが、無事に採血し終えることができた。1回で実験成功。大量に血を抜かれたラットはやがて死亡するが、まだ呼吸があったため、再度ネンブタールを投与され、息の根を止められた。実験の後片付けをした後は、Uさんの実験を見学したり、おしゃべりしたりして下校。



5/11 Wed

雨だから歩いてきたら、11時近くなった。月曜の日記をほぼ書き終えたころ、ボスらと昼食。ボスの車でラーメン屋なぶらへ。あまり腹は減っていなかったが、みんなと一緒に昼食をとりたかったので、付いていった。Gさんが、5月病シーズンだからお楽しみ会をやりたいね、と言ったので、「究極の人狼」などのアナログゲームについて熱弁した。話に夢中だったのと、つけめんがうまかったのとで、腹は減っていなかったが、完食できた。午後は、ラットの世話。Uさんの実験、HPLCの準備を若干手伝い、14時過ぎに、中学校の学習支援ボランティアへ。そしたら、予定の確認ミスで、開始時刻が1時半だった。つまり、ほとんど何もせずに大学に戻ってきた。雨の中、余計に疲れた。UさんがTAを務める基礎科学実験の実験書を少し読んで、半定量を初めて知った。16時半から、動物舎のガイダンス。その後、ボスは用事のため退勤。Gさん、Nさん、Kさんとおしゃべりやお絵かきで楽しんだ。



5/12 Thu

午前中に何をしたのかは覚えていない。昼飯時は、ボスの昔話をNさんと一緒に楽しんだ。ボスが唯一ハマったのがスクーバダイビングらしい。興味を持った。理科教諭として、ダイビングが趣味なのは魅力的かも。教採が終わったら、ライセンスとか取っちゃおうかな。午後は長居せず、翌日の教育実習事前打ち合わせの準備のために15時頃下校。