待ちに待ったBBQの日。10時半過ぎ、ボスの車とUさんの車の2台で、大学を出発。嬉しいことに、男子5人、女子4人のフルメンバーが久々に揃った。GさんとKさんの作戦により、Mさんは男子で唯一、ボスの車に乗ることになった。野郎4人が乗ったUさんの車は、ボスの車の後を付いていきながら、Mさんが女性に囲まれてうまくやっているかどうかで盛り上がった。


ボスのご自宅に到着後、ボスを含む野郎チームは火おこしと焼き係を、女性チームは野菜切りと食卓準備とボスのお子さんの面倒見係に着任した。俺はカメラマンを務めたので、野郎チームには、ほとんど貢献していない。ただ、ボスのお子さんのCくん(4歳)とは、少し仲良くなった。


ちょうど12時に、食卓を囲んで食事スタート。Cくんとボスの奥様も含め、総勢12名の食事会である。BBQのメニューは、牛肉、ウィンナー、ハマグリ、シロコロ、シシャモ、イカ、アスパラ、タケノコである。さらに、奥様がちらし寿司、エビフライ、オニオンリングを用意して下さった。どれもうまかった。特に、食わず嫌いだったハマグリが、意外とうまいことを発見をした。その後、BBQは第二陣が行われ、締めには焼きそばも出た。その間、俺はCくんをだっこしたりおんぶしたりして、小さな子どもが可愛いものだと初めて感じた。子どもって、いいね。食卓やBBQセットを片づけた後、デザートはフルーツポンチ。みんなが片づけている間、俺とGさんはCくんと一緒に2階に行き、Cくんのおもちゃのトーマスやプラレールを見た。


食事後は、皆で2階に行き、人生ゲームを楽しんだ。プレイヤーは7人で、Gさん、Aさん、Nさん、KさんMさんチーム(ただし、Mさんはゲーム中ずっと寝ていた)、Uさん、KさんCくんチーム、俺である。Oさんは銀行家を務めた。まじめに最後までプレイした結果、優勝は、株で稼いだKさんMさんチームで、資産は100万ドルに達した。一方、最下位はUさんで、人生最大の賭けに失敗した上に、最後にゴールしたため、開拓地では1ドルも援助金が得られず、最終的に資産は0となった。ちなみに、俺はまじめに建築家として働き、4人の子どもにも恵まれたが、なぜか4位に終わった。


学生たちが波瀾万丈を経験し終わった後、仮眠から目覚めたボスの提案で近くの大学まで散歩することになった。我らの協調性は、列の間隔がどんどん広がっていくことから容易に察することができる。それはともかく、タンポポの花や綿毛、松ぼっくりを見つける度に笑顔を見せるCくんが、とても可愛いかった。散歩の帰り道では、姿が見えなくなるほど先を行くKさんMさんとは対照的に、Cくんはやたらゆっくりと歩いていた。家に着いた後みんなと別れるのが嫌だから、わざと歩みを遅らせているのかな、と思った。


ボスの家に戻ってからは、すぐに2台の車が出発。すでに18時を過ぎていた。行きと同じようにCくんはボスの車に乗って付いてきたが、大学に着く頃には眠っていた。愉快なお兄ちゃんお姉ちゃんと遊んだ楽しい時間は、Cくんの夢の中で続いていただろう。そして、目覚めるときには、今日という日がまさに夢のような1日だったと感じることだろう。俺も、幼い頃を思い出すと、そんな経験があったなと、ほどよく疲労した体で、懐かしく思った。その後、研究室で、忘れられたトマトを1固食べて、帰路についた。


今日は、とても楽しく充実した1日だった。研究室の仲間たちや、ボスとボスのご家族にとてつもなく感謝している。研究室メンバーでのアクティビティーが楽しいと分かったので、いずれバドミントン大会でも開催しようと、密かに思った。