個人的ランキングでも取り上げたが、「3分ポッキリ」以降のクレしん映画は、実に残念である。「オラの花嫁」は少しだけ回復したような気がするが、「カスカベボーイズ」までの素晴らしい作品に比べると、まだまだかと思う。


今後の作品が、かつての質の高さを取り戻せるように、私が考える評価規準をつくった。規準は、設定、キャラクター、演出、音楽の4つに大きく分けられる。そして、各項目に、具体的な観点が示されている。



A. 設定


・明確な舞台が設定されている。
・現実世界を速やかに抜け出している。
・スケールが大きく、ドキドキワクワク感がある。
・敵と味方の2つの勢力が対立している。
・敵と味方の目的と手段が明確である。
・ストーリー性があり、登場人物の無意味な行動がない。
・登場人物や組織の名前のセンスがよい。



B. キャラクター


・登場人物が個性的で、十分に活躍している。
・存在価値が不明な登場人物が存在しない。
・頼もしい味方が登場する。
・オカマキャラが登場する。
・美人の女性キャラあるいは美少女キャラが登場する。
・キャラクターの雰囲気と声が合っている。
・ゲスト声優とその役に無理がない。



C. 演出


・家族の絆、もしくは仲間の絆が描かれている。
・ギャグセンスがよく、笑えるシーンがある。
・しんのすけのおバカさと真剣さのバランスが取れている。
・感動的なシーンがある。ただし、押しつけ感がない。
・背景や小道具の描写がていねいである。



D. 音楽


・迫力があって、質の高いサントラである。
・後で聞いたときに、どのシーンの曲か思い出すことができる。
・何度も聞きたくなるようなテーマソングである。