毒性発現の程度は
脂溶性か水溶性かなど 化学物質の構造的性質
皮膚か経口か呼吸かなど 生体へ侵入した経路
曝露した物質の初期濃度
生体での代謝の受け方
等によって 複合的に作用する
特に 物質の濃度が重要であり
毒性の強さは
用量-反応係数から判断できる
環境毒性学が興った背景は
化学物質の種類と使用量の飛躍的な増加によって
環境への放出による影響が
局地的から地球規模なものに変化したことにある
極微量であっても
化合物の慢性的な曝露と
複数の化合物による複合的な影響によって
生態系全体の生命が脅かされることになった
Retrospective approachとは
詳細な調査資料を駆使して
生物個体に起こった毒性を考察し
その原因を推測する回顧的手法である
Prospective approachとは
予測した結果を用いることで
化学物質の将来の影響を調べる手法である
トキシカントtoxicantとは
人工の物質とその副産物として生じた
毒性を持つ化学物質である
トキシンtoxinとは
植物や動物などの生物から産生される毒性物質である
ポイズンpoisonとは
生命や健康を害するものという概念である