ダンテの『神曲』を読み始めた

メールに一節を引用するくらいだから
あなたはもう読んだのだろう

すごいな

あんなに難解な書物によく挑もうとしたものだ

だが
メールの文体からすると
あなたにとって『神曲』はそこまで難解ではないと察する

むしろ楽しみながら読んだのだろう

まぁその点は俺も同じである

でも読破はすごい

さすが読書が好きなだけある

俺もあなた同様に
棚にズラーっと並んだ本が好きだ

だが俺の場合
その本を手にとって読むことはほとんどない

それに比べ
あなたは興味があるのものを片っ端から取り出し
慎重にひもといていく

その興味はどこからくるのだろうか

若干の偏りは感じるが
それでもあらゆる分野の書物に手を出し
次々と知識を蓄えていく

あなたの知性的な人格は
この好奇心からの行為によって築かれるのだろう

その口から発せられる言葉は
今時の十代の少女とは考えられぬほど知的で
なんとも言えぬ魔力を秘めている

私があなたの発言やメールに
ただならぬ魅力を感じるのは言うまでもない

話を読書に戻す

意欲と成果について考えてみる

勉強でも読書でも
本来は自分から進んで取り組みたくなるものである

強制されるべきものではないし
自身にノルマとして課すものでもない

その原動力は
あなたが示しているように
好奇心や興味であると思う

内発的動機付けと外発的動機付けでは
意欲のエネルギーが違うし
取り組みの成果も違う

あなたの行動は内発的動機付けに基づく

故に あなたはその過程で取るに足らない苦痛を感じることはなく
体得した知識を人生の糧として活用することができる

そしてあなたはさらに強くなっていく

あなたのように
勉強や読書を有意義にできる人は
果たして何人いるだろうか

あなたが知性を探求している姿は純粋で美しい

いつか あなたと同じ場所で一緒に読書したい

あなたとの電話では2時間があっという間に経過した

あなたとの逢瀬では5時間があっという間に経過した

あなたとの読書では
一体どれくらいの時を共に歩むだろうか


今 読んでる本は何?

勉強に没頭してて
少しゆとりがないかな