何もない
分かっていたけど
何もなかったです。
宅地の跡地に
雑草が多い茂り
なぜかとても悲しい気分に
なりました。

まさか半年後に
自分の家がこんな姿に
変わっていると
思いもしなかったはず。

普段と変わらない朝、
3月11日を迎えていたのです。

朝はお天気も良かったですね


「学校が終わったら何して遊ぶ?」

「明日は卒業式だ~」

「今夜の夕食は何にしようか」

「今日は早く帰ってくるね~」

「今日の帰りは遅くなるかな~」

などと会話しながら
家族みんな笑顔で
迎えた朝

普段と変わらず
バタバタとしていた朝

そんな光景が
目に浮かびます。

しかし
そんな何気ない日々は
もう二度と帰ってきません。

3月11日
14:46
地震発生。

この地震では多くの家
多くの命が無事でした。

その数十分後に来た津波

あの時まであった我が家

あの時まで
元気だった父や母、
妻に夫・・・
そして我が子

家族のように
可愛がっていた犬や猫たち。

いったいどこに
行ってしまったんだろか?


さっきまで一緒にいたのに

さっきまで手を握りしめていたのに

目の前で流されていく
我が家
そして人々を
どうすることも出来ない

自分も流され
我が命だけを守ることが
精一杯

雪降る夜を
濡れた服のまま過ごし
低体温になりながらも
何とか助かった。

でも
助けられなかった・・・。

そんな苦しい思い

夢であってほしい・・・

そんな思いは今でも
続いています。

目覚めたら
今までの事は
夢であってほしい
消え去ってほしい
3月11日前の生活に戻っていてほしい
と願いながら夜を迎え

しかし
朝 目覚める度に
向き合う現実

辛すぎます。

家や、命
思い出までを
奪い去った津波

この傷は
癒えるものでしょうか?

前向きに生きよう

そう思っていても
なかなかすぐに前向きに
なれるものではないですよ。

前向きに明るくしている人も
心はみんな泣いています。

心は生きるだけで精一杯。


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瓦礫も綺麗に撤去されてきて
何かを作るんでしょうか?

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ひより山の東側、南側に
土が盛られていました。

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~被災された皆様へ~

生きていてくれて
ありがとう

今は本当に
苦しくて辛いよね。

いくら泣いても
なぜ涙は枯れないんだろ・・・
って思うほど涙が出るよね。

涙が流れている間は
まだ前を見る
時期じゃないんだよ。
そんな時に
先々を考えたら
不安ばかりになってしまう。

だから
涙が枯れるまで
焦らずにゆっくりと
1日を生きましょ。

涙が枯れたときに
きっと前が見えてくるはず。

一緒に生きようね。