今年初めてのボートキス。
潮路にあわせて五時半に出発。
いつものH湾で漕ぎ出す、さぁ今年の一投目、期待をこめて投げる。
しかし、さびいてくると段々とおかしな重みが加わってくる。
ひょっとして「トロロ昆布?」と思ったらそのとおり、何処へ投げても同じ状況。

即、見切りをつけて別の場所に移動。
しかし、三隣亡の始まり・・・・・
ボートを出して荷物を取りに車に戻っているとザラザラと妙な音が・・・・ボートを見ると流されている、走って行き、腰まで浸かって何とか掴まえた。
二百メートルほど沖で投げるとすぐにアタリ、20センチ程度のと南蛮漬けサイズ。

しかし、アタリは多いものの南蛮漬けサイズが殆んど、20センチクラスはたまに来るだけ。
暇なので南蛮漬けサイズでヒラメかマゴチでも狙おうかと考えたのが間違い。
仕掛けを作り、キスを掛けて投げ込もうとした時に、横に置いていた竿に仕掛けが絡んだ、当然のごとく、引っ掛かった仕掛けは竿を支点に回転し、私の顔に・・・幸いに目には当たらなかったが、耳に流線針のピアスを残してくれた。
さすがに刺さると痛い、外そうとしたがガッチリと掛かっている、なんでダムサクラにはこんなにガッチリと掛からないのか不思議、外すのを諦めて釣りを続ける。

その後もアタリは出るものの南蛮サイズばかり、たまに少し良い型が出る。

自分で針が外せないので病院に行かねばと十一時過ぎに終了、総数40位か、型も小さいし数も少なかった。
病院で麻酔、切開して取ってもらった。
家に帰ってボートを洗っていると後ろのタイヤがパンク、空気を入れて調べるとサイドがやられている、通常ではやられそうも無いところ、しかも何かが刺さったような痕跡も見えないほど小さな穴・・やられたのかな??。
まっ、物は考え様、早くボートが流されるのを見つけて泳がずに済んだ、針が目に刺さらなかった、家に着く前に空気が抜けなくて良かったと考えましょう。
さぁ、次は何処へどんな釣りに行きましょうかね。