| 今日もまぁまぁの天気、さりとて毎日釣に行く訳には行かないだろうしかと云って、うちにじっと居る気も無いし。 |
| 「真っ白な陶磁器を眺めては飽きもせず、かと云って触れもせず、真っ白な一日が過ぎていく」なんて風流な気持も無い。 |
| 海が駄目なら山がある!!、山芋堀に行こう!!!!。 |
| 道具を車に放り込み、この近辺では最高の山芋が採れるところへ、昨年は近くのところで一杯目印をつけて年があけたら採ろうと思ってたら全部掘られてしまった。 |
| さぁ、今から行くところはあるだろうか、斜面を降りて行き藪の中を捜す、しかし、既に掘った跡が沢山|、しかも埋め戻していない、暫く捜してやっと一本見つけた、分るかな~、赤いしるしの処から伸びてるのが芋のツル、5ミリ以上の太さがあります、文句無しの大物ですよ。 |

| 30センチくらい掘ったところ、芋が見えてますね~、大きいようです。 |

| ここの地質は赤土系統の粘りがあります、最高の山芋は赤土で育つ、と私は思っています、赤土の粘りが肌の綺麗な芋を育てます、1メートルほど掘ってやっと終わりが見えて来ました、山芋の先端は薄い黄色になっています。 |

| 如何にして最後まで折らずに掘るか、山芋堀の意地ですね、人に見せびらかす為にも、最後までちゃんと掘る、ヤッタゼ~~、頭から20センチ位のところで切って掘り出しました、80センチほどあります、文句無しの芋ですよ~~。 |

| 掘った跡は埋め戻します、こうすれば残した頭が4~5年で又採ることが出来るようになります、この頃は山芋堀のルールを守らない人が増えて困っています、掘りっぱなしでは次の芋が育ちません。 |

| さぁ、トロロを作りましょう、まず山芋を綺麗に洗います、土を落とし、ヒゲを焼きます、 |

| うちでは、卵を入れ、出し汁は味噌仕立てです、 |


| ところが私は我侭なのかへそ曲がりなのか、トロロを食べません、その代わりすり鉢で摩り下ろして、卵の黄身と酢醤油で食べるんですよ、まるでお餅みたいに箸で持ち上がりますね、これが自然薯ですよ~。 |


| 幾つか目印を付けてきたので、年明けたら掘ろうかな~、今からが美味しくなりますよ~。 |