ニート時代のお話 | ノンス『ト』ップバス(Non-stop bus)-守ってみせます!!愛した女と法定速度!!!-

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関東地方で路線バスの運転士を生業としている深空富蔵が体験した日々の出来事・仕事の話・持論・詩・音楽・携帯電話(PHSも含)等についての記事を公開しております。

今日は朝早く寝てお昼前に起きてPCで作業をしつつネットサーフィンをしていて晩飯食って今の時間(笑)。


こういう生活をしているとニートだった頃を思い出すんです。

ニート時代もこのブログをやっていましたからどんな生活ぶりだったかは垣間見れるかもしれません。興味がある方は昔の記事を読んでいただけると分かると思います。

今日はそんなお話でもしましょうかね。


最近でこそ「ニート」という言葉は聞かなくなりましたが、記憶には新しい気がしますよね。


ニートとは英国政府が労働政策上の人口の分類として定義した言葉で「Not in Education, Employment or Training」の略語であり、日本語訳は「教育を受けず、労働をおこなわず、職業訓練もしていない人」となる…

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


まさに自分はそういう状態であった時期が有りました。

先日も少し触れましたが根拠の無い自信だけを持ち、志望していた職種にのみ絞って就職活動をしていましたがことごとく不採用で途方に暮れていました。それでも生活の為に様々なアルバイトをして嫌になったら辞めて次を探して…というのを繰り返していました。自分でもそれではいけないと分かっていたのですが、出来なかったんですね。日曜日の新聞に折り込まれる求人広告には自分の興味がある仕事の求人はほとんどなくて、何とか自分でも出来そうな仕事や時給の良いアルバイトという条件で探していました。いずれは大型二種免許を取得するという目標をだけ持って。

当時、月収にして30万円弱も貰える分、非常に過酷な労働環境(朝早い・夜遅い・いくら聞いても仕事を教えてくれない)の中、『大型一種免許』を取る事に目標を変え(大型二種は50万円程かかるので断念)に毎日憂鬱になりながらも我慢して働いていた事もありました。生活費の出費や親からの借金返済等もあったので思ったよりは時間がかかりましたが貯金が秋田へ合宿で大型一種免許を取りに行く費用+その間の生活費に達した時点で合宿に行き、大型一種免許を取得し帰宅してからが自分の人生が好転したように思います。今まで思いも付かなかったレンタカー業界という自分を満たしてくれる職種に出会い(それが前職ですね)採用され派遣社員という雇用形態で働いていました。レンタカーの回送や洗車をしていました。車を回送するという事は2台以上の車で行かない限り公共交通機関を利用しなければ帰れないわけです。そんな中、バスに乗ってますますバス運転士に憧れ、今に至っているわけです。


話が本来の話題とズレてきてしまったので軌道修正します。

自分はニートでしたが夢や希望だけは持っていました。でも、ニートの気持ちはとても分かるのです。挫折を味わう事無く希望の職種に就職した人。挫折はしたが希望の職種に就職した人。嫌々ながらも生活の為に仕事をしている人など様々な人がいますよね。でも、世間はいつもニートに対して冷たいのです。したい事が見付からないという人が多い現代。それはとても悲しい事です。でも、仕方が無いんです。ニートは周りの人から見ればただの怠け者にしか見えないかもしれません。でも、本人は本人で辛いのです。昼間から寝て夜中に起きてというような生活。初めは気楽で良いのですが、すぐに人間として罪悪感と焦燥感に悩まされます。皆がそうだとは言いませんが自分はそうでした。本当に本当に苦しい日々を過ごしました。


将来の目標を叶える為に別の職種で働いている人をフリーターと言ったりしますよね。それはそれで構わないと思う事も有ります。夢を追い続けることは、虚しくも有り、仕方が無いと思うからです。でも、言える事は「努力は決して裏切らない」という事です。今までもたくさんの人が同じ事や同じような事を言っていますが、今の自分が過去を振り返ると「あぁ、あながち間違っていないんだなぁ」と思います。


今現在自分は幸福にも憧れ続けていたバスの運転士という仕事をさせていただいております。

一人でも多くのニートと呼ばれる人達が自分のやりたい事を見付けられたら良いなと思います。偉そうに言っていますがニートを経験していない人に言われるよりは説得力があ有るかと思います。

そして何よりも…いつまでたってもきちんと働かない自分に何も文句を言わずに見守ってくれた父と「次、決まらなければ諦めなて働きなさい!」と毎日のように小言を言いながらもを養ってくれた母…そんな両親にとても感謝しています。

やっと恩返しを出来る立場になりました。こんな事、恥ずかしくて両親には言えないですけどね(笑)。


気付けば、自分の過去をさらけ出してしまった上、持論を主張しているだけになってしまったようにも感じますが、こんなに長い文章を打ったにも関わらず消すのは勿体ないので公開します。後悔はしないですよ。


ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!!!





秘密のキーワード『アヒル』

このキーワードをコメント欄に書いてくれた方にはもれなく・・・(笑)


久しぶりの…バサラ(^^)/~~~~~