経済新聞から見た職業観 | ノンス『ト』ップバス(Non-stop bus)-守ってみせます!!愛した女と法定速度!!!-

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関東地方で路線バスの運転士を生業としている深空富蔵が体験した日々の出来事・仕事の話・持論・詩・音楽・携帯電話(PHSも含)等についての記事を公開しております。

おはようございます。
一昨日、昼寝に明け暮れていたおかげで昨日は数時間の睡眠だったにも関わらずスッキリとした朝を迎えることが出来ました。

始発から2本目の電車に乗っていました。周りは経済新聞をバッサバッサと音を立てながら読んでいるスーツ姿のサラリーマン達ばっかりです。
自分がかつて就職を意識し将来の仕事を適正や可能性は抜きにして選別し意識した頃から最も自分だったらそんな人生は嫌だなぁと思風景であり、そんな日常を過ごしている方達を自分に置き換えながら見ていた…。その点、自分ときたら経済新聞を読む必要はほぼ皆無なわけで。

ちなみに自分の仕事観は概ね以下の通りでした…
1:9時5時の仕事が嫌だった。
2:スーツで出勤する仕事が嫌だった。
3:毎朝満員電車に揺られて通勤するのが嫌だった。
4:机に向かって黙々と仕事をする事務職やノルマが課される営業職が嫌だった。
5:自分の仕事を人に伝える時に一言で確実に伝わる仕事がしたかった。
6:公共性の高い仕事がしたかった。
7:自分の仕事に誇りを感じながら仕事をしたかった。
8:人と接していられる仕事がしたかった。9:自分の好きな事で飯を喰いたかった。

勿論、自分もれっきとしたサラリーマンですが、誤解していただきたくないのは、いわゆるサラリーマンを否定しているわけではありません。自分には向かないのが分かっているし何より到底出来るものでも続けられるものでは無いと分かっているのです。

事実、昨日の朝の出来事なのですが、出勤途中で自社バスと擦れ違い何気無く見たら運転士が自分に気付き手を降ってくれた。そんな他人が聞けば些細な出来事にも幸福を感じる。
就職活動中、バスの運転士になるんだ!!!と根拠の無い自信ばかりが先行して思い通りにいかなくて不採用通知が届く度に悔しい思いと情けない思いと歯痒い思いが交錯した何とも言えぬ思いに暮れた日々も、これから先、自分は一体どうなるんだろう?一生、非正社員として働いていくのか?嫌な仕事でもしなければいけないよなぁ等と不安や焦りに駆られて眠れぬ夜も今となっては良い思い出であります。
挫折を味わい続けた経緯が幸福感を増大させているのもまた事実。
ハンドルを握っている最中はそんなある種の幸福感に浸っている余裕は無いのだけど、バスから離れた時やオフの時にバスを見たりすると自分はバスの運転士なんだなぁと実感が湧きます。また、仕事中の運転士を見ると未だに羨ましいなぁと思ってしまったりします(笑)。

自分の仕事観は他人に言わせれば贅沢やワガママだけにしか聞こえないかもしれない。それならそれで全然構わない。ほんの少しでも分かっているしいただけたら幸いです。

ご静聴ありがとうございましたm(_ _)m


珍しくちょっと真面目な話をしてしましました(^_^;)

今も通勤電車に揺られています。この時間になると混んできますね。

それでは今日も無事故で!!!(^o^)/~~~~~