飴と鞭 | ノンス『ト』ップバス(Non-stop bus)-守ってみせます!!愛した女と法定速度!!!-

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関東地方で路線バスの運転士を生業としている深空富蔵が体験した日々の出来事・仕事の話・持論・詩・音楽・携帯電話(PHSも含)等についての記事を公開しております。

朝礼時に指導担当が発表され非常に厳しい指導担当に当たりました(T_T)

朝から運転席で泣きそうだったよね(T_T)マジで。涙腺やばかった(*_*)
具体的に書くと…指差呼称をして発車しようとすると…
先生「もう一回!」
tomizo「(?)指差呼称!」
先生「もう一回!!」
tomizo「(??)指差呼称!!」
先生「もう一回!!!」
tomizo「(???)指差呼称!!!」
何がいけないのか探りながら5回程繰り返した後…「本当に出発出来るのか!?!?」と怒鳴り声(>_<)
そりゃ出れないよ。右の後輪の前にカラーコーンが置かれてるのだから(泣)。ひいてしまうもんね。tomizoが見ていない間に仕掛けた模様(X_X)全く気付かなかった。漫然化された指差呼称の賜(苦笑)。

その後も厳しい口調での指摘の連続…一時的に直しても、再びボロが出ればさらに厳しい口調での指摘(T_T)
現役の運転士がしてる、していないは別として道路交通法を遵守した上で、かなり高度な運転技術を求められます。必ず出来なきゃいけないわけです。自動車教習所で習った事だけを鵜呑みにしていても到底勤まりません。その場その場での状況を瞬時で判断したり順応するのもしかり、ミラーを使用しての適切な確認。走行中も常に他車の動向を認識していないといけないわけです。その上に制動操作や車内に気を配ったり等。怠れば、貰い事故や車内事故に繋がり結果として自分が損をするわけです。
ただ、指導運転士からの愛は強く感じられた。tomizoが駐車措置をしてハンドルから手を離せば、別人のような優しい口調で休憩時間を割いてまで丁寧な説明と的確なアドバイスをしてくれました。いわゆる飴と鞭ってやつですね。本当に感謝しています。目が覚めました。人の命を預かってハンドルを握るのに素人ではいけないんです。私達はプロでなきゃいけないわけです。
運転免許証一枚の仕事。そんなもんです。

今日一日教えていただいた先生に聞きました。「どうしてバスの運転士になったのですか?」その答えは…「幼稚園の頃からの夢だったからさ。小学生の頃、将来の夢って題材で書いた作文にも書いてあるよ」って。そんな話をしていた時の先生の顔を見ると少年の様な瞳をしていて、喜びと自分の仕事に誇りを感じているのが伝わりました。自分も目指していて夢が叶ったバス運転士。いつの日か今日の様なシチュエーションで自分が後輩に同じように話せたらな…と思いました。

長文すみませんでしたm(_ _)m


話は変わって…明日から2連公休♪勉強しなければならないので何も考えずに羽を伸ばすわけにもいかないけれど、休みらしく過ごそう♪

イッパイイッパイにならない程度に頑張るぞ♪


皆様におかれましても有意義な休日をお過ごしくださいませませ♪

ではまた(^o^)/~~~