この連接バスはドイツのネオプランという会社製で、ドイツで走行テストを行い安全に走れるかをチェックし、船で愛知県の豊橋港へ到着し、豊橋にある車庫で冷暖房等、ドイツで付けられなかった装備を付けて、神奈川県へ入り、茅ヶ崎営業所に到着したという流れだったそうです。
平成17年3月14日から運行開始されました。湘南台駅←→慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス間を走っています。
車についてですが、乗車定員が129名で全長約18mあるそうです(長っ)。車体の大きさが、大型バス車両の制限である12mを越えるものについては、運行する為には国土交通省への経路の届けを出して、認可されないと駄目なのだそうです。
運転士は2連ある車体に乗客を乗せるので、法律の通常解釈であれば、大型二種免許はもちろんのこと、けん引二種の免許が必要になると思っていましたが、法律上はその通りなのですが、何と驚きの事実が!!!「常時、切り離す構造ではないので1つの車体と見なす」という特例解釈をしているため、走行するレーン及び経路を遵守するという条件で大型二種免許のみで運転が出来るそうです。
それにしても、こんなに大きなバスを運転する運転士というのは技術はもちろんのことセンスも必要だなと思いました。今度、乗りに行きたいなと思っています。