結婚して数年で、

旦那さんに

先だたれて



一人で、

幼子ふたりを育てている

苦しい生活のなか、

自分まで重い病気に。


TV放送時は

話が重い気がして、

見られなかったのに、


あらためて

視聴させてもらうと、


のっけからの、

大変な子育てエピソードの数々

それが、驚くほど細かく

リアルに描かれていて、


「そう、そう、こうなるよね」

お母さんの方が

泣きたくなるよね、


昔をおもいだして

感情が入ってしまう


第一、

重い、どころか、

主人公はあくまで明るく、

子ども思いで働きもの


子どもたちも

本当に自然で可愛いらしい


重くも、

かわいそう、でもない。


ドラマは、

20年前に家を出た母と

その家族とのことが

描かれていく


許せないけれど、

病気で頼らざるをえない娘


甘えてほしいのに、

家族になりたいのに、


近づこうとするたび、

拒否され、

「相性があわない」と、

距離をとる母親


その微妙な距離感が、

また、かみあわなさが、


絶妙なエピソードで描かれる


捨てたと、責められても、

「今さらどうすれば良いの」

と、


ただオロオロするしかない

母親の気持ちがよくわかる


ひりひりした空気を、

小林薫さん演じる

義理のお父さんが


ひょうひょうと

冗談ばかり言って笑わせて

家族のバランスを取ってくれる


この人の存在が、

暗くなりがちな場面を 

明るくしてくれる


(やっぱ、好きだなぁ小林薫さん💞)



もう一人

この家族には、

彼女(小春)の妹もいて、

彼女の旦那さんの死に関わった事がわかってくる



ただでさえ、苦しい関係を

どうやって繋いでいくのか………


亡くなった旦那さんの

回想シーンも

たくさん出てくるのだけど、


これが、まぁ……


さんざん

子どもの頃から苦労して

育ってきて、


お母さんに

一人置き去りにされて、

生活費だけ送ってくる、

という……(絶句)


恩人に会いに

故郷に帰ったさい、


一目、今の母親に会っておきたい

という彼に、


「テレビでもかってよ!」と、

今だにとんでもない親


それなのに、


「子どものころ、

僕を見た人は、

不幸だとかいろいろ言うけど、

僕は、

そんな事思ったことない

一月に一度

お母さんに会うまで、

いろんなことを冒険と思って

楽しんできたんだ


お母さんが来てくれるのも

楽しかった

僕はただ、生きてただけ………


お母さん、ありがとう」


もう、涙なしには見れない😭😭


いい加減に生きてる自分が

恥ずかしくなる


そう、

他人からどう見えようと

幸福は、自分で決められる


(なかなか、

この境地にはいたらないが)


小春も、

子どもたちに語る


お父さんは、幸福だった

幸福に、生きたんだと。



終盤少しずつ家族も和解に進んでいく


(実は旦那さん、小春さんと

母親を仲直りさせたくて、

母親のもとを訪ねていたのだ。


「今は、意地をはってるけどうまくいくと思いますよ)


(ご覧になってない方スミマセン😂)


しかし、

小春の旦那さんみたいな良いひと、なんで、さっさと死なせてしまうかね

もったいない😂😂😂


作家さんも、

スタッフさんも、

こんな、良い作品

作ってくれて

ありがとう~~


そう

叫び?たくなる

お話しでした